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2005年05月26日
-本[実用書]-マネー・ボール
LAに行って、大リーグの試合をライブ観戦していたら、無性に「マネー・ボール」を読み直したくなってきた。というわけで、久々に(1年ぶりくらい)に読んでみたんですが、やっぱり面白いですね。前回読んだときは、出塁率・長打率の重要性とか、その他もろもろのデータからみた野球、というのがあまりにも目から鱗な内容で、ヒジョーに感動したのですが、今回は1年たってアスレチックスがどうなったか、という現状と重ね合わせても面白いのです。
冒頭、ドラフト戦術を一新するところから話がスタートしますよね。そこで名前が挙がってくるのが、スウィッシャーとブラウン。前者はどのスカウトがみても成功するだろう、という金の卵。後者は、どのスカウトもアスレチックスが1位指名したことを笑っちゃう、全然大リーガーには見えない選手。
この対極さに、ある意味この新しい試みの行方が占えそうですよね。
で、今日現在のこの2選手の境遇はというと。
スウィッシャー・・・メジャーリーグでスタメン出場。でも打率は.220前後と低迷中。
ブラウン・・・2Aで修行中。出塁率は4割を超えるも、芽が出たとはいいがたい感じ。
なんとも微妙な成績・・・。少なくとも、ブラウンに関しては、本文中あれほど説得力を感じたのに、その試みが成功しているようには思えませんね。でも、まだドラフトのあと2~3年しか経っていないことを考えると、まだまだこれからなのかもしれませんけどね。
大リーグの情報の入手もそれほど難しくないですし、これからもちょくちょく成績をチェックしていこうかと思ってます。日本の野球がクソ面白くないことだし(シクシク・・・)。
投稿者 shaw : 2005年05月26日 22:36
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