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2005年07月28日
押忍! 闘え! 応援団
なんといいますか、単なるお馬鹿ゲームだと思って気にも留めてなかったんですよ、この「押忍! 闘え! 応援団」。だって、ゲームの押しが応援団ですよ、まともに考えたらとうてい「まとも」そうなゲームに思えないじゃないですか。
ところが、先週のファミ通のクロスレビューで、35点というやたら高得点なのを見てしまうと俄然気になってしまうじゃないですか。え、気にならない?そうですか、あぁそうですか。私みたく、ファミ通読書歴が長いと、あのクロスレビューの数字がかなり重いものになってしまうんですよ。
で、一度気になってしまうと、購入すべきかどうか、とことん検討しなくては気が収まりません。というわけで、任天堂の公式サイトを早速チェック。
するとですねー・・・。
やべー、選曲がかなり俺好みだYO!「太陽が燃えている」に「スリル」、「リンダ リンダ」ですか。全然任天堂っぽくないセンスにもう脱帽です。
全部で15曲というところに、すぐに飽きてしまうのでは・・・、という予感もあるんですが、これは「買い」かなー。
2005年07月27日
ガルボ シグネチャー・コレクション
先日のエントリーに引き続き、Allcinema Onlineのニュース欄で知ったんですが、今度グレタ・ガルボのDVD BOXが発売されるようですね。生誕100周年ですか(以前発売されたケーリー・グラントBOXと似たような企画ですね)。
ほ、欲しい!
というほどでもなかったりしますが、こういう昔の俳優(や監督)にスポットをあてたDVD BOXが発売されるのはうれしいですね。
まぁ、この手のBOXは、版権の問題(なのかな?)もあって、本当のベストチョイスじゃなかったりして、購入に踏み切るのに躊躇しちゃうことも多いんですけどね。
今回のグレタ・ガルボのBOXにしても、『グランド・ホテル』や『肉体と悪魔』といった代表作が含まれていないのが残念なんですよねぇ・・・。
2005年07月25日
摩天楼を夢みて
今、allcinema Onlineのニュースを見てて知ったんですが、「摩天楼を夢みて」がDVDで発売されるようですね。まだDVD化されていなかったんですね。
この映画、もともと舞台用のお話しを映画化したもので、動きに派手さのない一見地味な作品なんですが、とにかく演技が凄いんです!ジャック・レモン(故人)を筆頭に、アル・パチーノ、ケビン・スペイシー、エド・ハリス、アレック・ボールドウィンといったそうそうな顔ぶれが、その演技力をいかんなく発揮しているんですよね。人気面でのオールキャスト映画というのは度々目にすることはあっても、こういう演技派オールキャスト映画で、しかもそれがプラスに働いている映画って意外と少ないようにも思うんで、演技合戦が好きだ!という人は是非。
まぁ、そういう人は既にこの映画を観たことありそうですけどね・・・。
2005年07月23日
おおきく振りかぶって(4巻)
先日高校野球ネタを本家でしたばかりですが、時を同じくして、「おおきく振りかぶって」の最新刊が発売されていたので、本日GETしてきました。
今もいろんな漫画を集めてますが、もっとも最新刊が待ち遠しいのがこの漫画だったりします。ジャンルは、高校野球を題材にしたスポ根漫画です。もともとスポ根物が(漫画に限らず)好きな私ですが、やっぱり高校野球って漫画にしやすいのか、面白い作品が多いですよね。
さて、この「おおきく振りかぶって」なんですが、これまでの高校野球漫画とは一味違います。
一口で言うなら、「ディテールが細かい」ですか。いや、ちょっと違うな。「野球が科学的に描かれている」漫画とでいいましょうか。これがとても新鮮なんですよね。もちろん、これまでさんざん描かれてきた「根性」路線も、漫画としての面白みを構成する上でとても重要だと思いますが、野球というスポーツを科学的にしっかり捉えることで、今までにない面白さをうまく引き出していると思います。
あと、もう一点付け加えるなら、設定がとても「日常的」というんですか、練習風景や合宿、大会前のくじ引きなんかの見せ方も巧くて、この漫画の世界にとても入り込みやすいんですよね。27歳の男(私のことね)が、高校生の視線でストーリーを追えるって、よくよく考えるとかなり凄いことかと。
キャラクター設定にもひねりが利いているし、当然、高校野球が持っているスポ根的な面白さも素晴らしいしで、はやくも続きが気になって気になって。いやぁ、なんか凄いべた褒めだなw
2005年07月22日
フロントミッション セカンド
数日前、「フロントミッション セカンド」というPS用シミュレーションゲームのサントラをヤフオクで落札して、昨日家に届きました。ほんの先ほど、PCで聴きやすいようにMP3にエンコードしたばかりで、まだ全然聴き込んでいないので、このサントラの出来に関してはまだまだ評価できてないんですが、CDにくっついてきたライナーノートを見ながら、「そういえば、ゲームにこんなキャラクターいたっけなぁ・・・」と感慨にふけっていると。
!
このキャラデザインは。
「ジルオール」と同じでは・・・。
ということは、末弥純!!
気になったので、改めてライナーノートを眺めていると、確かに
Main Character Design by Jun Suemi
とあるではないですか!
なんと!!
末弥は「スエミ」と読むんだったのか!
と、とても驚いたのでした。
・・・
驚く部分が間違えている気がしないでもないけど、まぁいいでしょう。
やっぱりこの人の絵はかっこいいなぁ、としげしげと魅入ってしまったのでした。
またもや「末弥純ウィザードリィ・ワークス」が欲しくなってきた今日この頃。
2005年07月16日
よろずや平四郎活人剣
昨年末から藤沢周平の時代小説を愛読するようになった私ですが、ついこの間も「よろずや平四郎活人剣」という面白い小説に出会いました。
藤沢先生お得意の複数の短編の連作小説です。前に読んだ「用心棒日月抄」と雰囲気はそっくりだと思いますね。小説の舞台が、水野忠邦の改革を背景にした市井小説、という辺りも、非常に藤沢先生らしさが活かされている感じです。
さて、このお話の最大の面白みは、「剣」の腕に自信のある主人公が、「よろずもめごと仲裁つかまつり候」という奇妙な看板を掲げて、「口」先でいろいろなエピソードを解決していくところにあります。まぁ、そのエピソードしだいでは、剣を使う場面もしばしば出てきますが、全体的に「殺伐」という雰囲気はほとんどなくて、人探しや喧嘩の仲裁といった仕事の合間に、庶民の生活の悲喜こもごもが見え隠れする辺りにホロリとしたりニヤリとしたりで、その辺の描写の巧さはさすがなのです。
「用心棒日月抄」では、複数の短編の背後に、赤穂浪士討ち入りという実際にあった事件がリンクしていて、それが物語の1本の軸になってましたが、「よろずや~」では天保の改革という、やっぱり実際にあった出来事がうまいスパイスになっていて、それが連作の軸になってます。天保の改革といっても、中学・高校の日本史の教科書での「知識」としてしかみた事がなかったですが、こうやって小説の中に出てくるととても身近に感じられて興味深いですねー。
カペタ(8巻)
先日、間違えて最新巻と思って7巻を二冊買ってしまった「カペタ」ですが、今度は本当の新刊ですね。というわけで、早速購入。
やっと面白くなってきましたね。いや、今までもそこそこ面白い漫画だったんですが、これまでの曽田先生の漫画と比較するといまいち燃えてくるものがなくて。そういう意味では、前巻辺りからいい感じで主人公カペタが追い詰められてきて、それが今回の火事場のクソ力として花開いてきたかなぁ、と。やっぱり、曽田先生の漫画は、主人公に何かが降臨してからの盛り上がりがキモなんですよねー。
さて、8巻で、カート戦に一区切りついてしまったんで、次巻での展開が気になるところなんですが、どう話を持っていくんでしょうかね。これがメジャー誌での連載だったら、そっちをチェックするようになるんですが、月刊マガジンなんて普段読まないからなぁ・・・。
2005年07月13日
サイドウェイ
目下、今年劇場で鑑賞した映画で一番のお気に入りといえる、『サイドウェイ』が早くもDVD化されたので、早速購入しました。
映画自体の感想は、以前本家で書いた通りで、それは改めてDVDで観ても変わらずです。やっぱり素晴らしい作品ですねー。
それにしてもと思わずにいられませんが、劇場公開からDVD化されるまでのスパンがどんどん短くなってますよね。サイドウェイの場合、劇場公開が3月5日。で、DVDの発売日が7月7日。わずか4ヶ月しか経ってませんよ!
こんなにDVDの発売が早いと、劇場へ足を運ぶ人がどんどん減ってしまうのでは、という危惧が出てしかるべきだと思うんですが、本当に大丈夫なんですかねぇ・・・。