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2006年03月31日
-本[小説]-アルスラーン戦記
以前大学の後輩と飲んでたときに、銀英伝の話題になって、そこから作者つながりで「アルスラーン戦記も面白いよ」という話の流れに。私、アルスラーン戦記という小説のことは知ってましたが、今までに読んだことがなかったんで、いい機会かもなーと思い、今更ながらに読んでみることに。そして本日、最新刊である11巻まで一通り読み終わりました。
感想。
ボリュームがある割りにさくさく読めるし、ストーリーもそこそこ面白いんで、読み終わるまであっという間だったんですが、突き抜けて面白い、という感じでもなく。なんていうのかなぁ、主人公の脇を固めるメンツが強すぎて、緊張感がない、というかハラハラするシーンが全然ないんですよね。痛快な英雄伝、と割り切って読む分にはいいんですが、やっぱりちょっと薄っぺらいかなぁ・・・。
あと、新しい展開としての人間対魔物、という流れも個人的にはイマイチ。ファンタジー物なので、人間以外の生き物が出てくるのは構わんのですが、これまで築いてきた世界観をちょっと壊しかねないよなぁ、とも思ってます。
でも、読み始めると先が気になるんで、新しい巻が出たらまた読むんだろうなぁ。問題は続きが何時ごろでるか、なんですがね。
投稿者 shaw : 2006年03月31日 00:57
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