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2006年12月31日

氷と炎の歌

さっき、本家BLOGで、今年1年間で鑑賞した映画を振り返りながら、「俺、今年30タイトルちょっとしか映画観てないのかよ!」とショックを受けていたんですが、それとは逆に今年は本をよく読んだ1年だった気がしてます。ファンタジー物に手を出したのがこれまでの読書の傾向になかった部分ですが、そのファンタジー小説に収穫が大きかったのが嬉しい誤算だったかも。

ここでも軽く触れたように、春先に夢中になって読んでいたデイヴィッド・エディングスの小説(ベルガリアード&マロリオン物語)も非常に面白かったんですが、個人的に最大のヒットだったのは「氷と炎の歌」シリーズかも。きっかけは、帯の「時代小説ファンにもぜひ薦めたい」という文章に少し惹かれて、なんとなく手に取ってみたところからなんですが、まさかここまで面白い話だと思いもよりませんでしたね。

本編がまだまだ完結していないこと、日本語翻訳版の出版がちょっと遅いこと、その翻訳本がアホみたいに高いといったあたりが原因か、日本ではイマイチ話題になっていない気がしますが、これほど面白いストーリーは、ファンタジーというジャンルに限らず滅多にお目にかかれないのでは、というくらい私の中で評価高いです。まだ完結してないから、完結したころにはまた評価が変わってしまっているかもしれないけど…。映画化できるような構成のストーリーでもないので、今後も日本で脚光を浴びる時がくるのか、非常に微妙な感じもしますが、ちょっとでも興味のある方は是非ぜひ。でも、最初はあんまり面白くないので、そこは我慢しましょう。。

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投稿者 shaw : 23:56 | トラックバック