2003年08月25日

月曜日のささやかな楽しみ

この歳になっても、漫画を読むことをやめられなかったりする。
そんな私には、月曜日は結構楽しみな曜日です。

最近は立ち読みチェックする漫画が減りつつあるのですが、
それでも継続して面白い漫画は何かしらあるもので。

今、楽しみにしている漫画の一つに「日露戦争物語」というスピリッツ連載の漫画があります。
この漫画、連載が始まった時は大いに驚いたものです。
だって、あの江川達也ですよ、漫画描いているの。
私は、これまで江川達也というと、アホでエロな漫画しか知らなかったので、
初回に「天気晴朗ナレドモ浪高シ」などという文字が躍っているのを見たら、そりゃぁびっくりするのが普通だ(と思う)。

それで、実際に読んでみるとですね、司馬遼太郎先生の「坂の上の雲」をしっかり踏襲しながら、いろいろな逸話をたくみに挿入して、非常に面白いんですよ、これが。

「坂の上の雲」同様、秋山兄弟と正岡子規を中心にしながら話は進んでいくのですが、
事実上主人公の秋山真之が子供の頃から話が始まるので、感情移入がしやすい。
これは小山ゆうの「おーい!竜馬」なんかと同じですね。
で、成長してゆく過程をじっくりと描いているわけです。

今は話は進み、日清戦争前夜、高陞号事件の真っ最中です。
この後は日清戦争、そして、凄惨を極める日露戦争へと続いていくわけですが、
どのように見せてくれるか非常に楽しみです。

正直、江川達也という漫画家がここまで硬派な漫画を描けるとは思っていなかったので、
彼を見直すと同時に、今後の展開にとても期待してます。がんばれー!

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投稿者 shaw : 2003年08月25日 23:22

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