2003年10月06日

『パリ、テキサス』

cover先日このBLOGで触れましたが、池袋の新文芸坐で『パリ、テキサス』が上映されていたので、今日観てきました。やっぱりいい映画ですね。もう何度も観ているのですが、最後の鏡のある部屋での告白には心がぐらぐらしてしまいます。

そもそもDVDで持っているのに映画館に行くところが自分でもなにか間違っているな、とも思うのですが、本当に好きな映画は一度は映画館で観てみたい、という欲求があって、今回はそれを実現するいい機会だったので逃すわけにはいきません。

何度も観ているわりには、いまだに主人公の心理描写に納得がいかない、というか、自分には理解できない部分があったりするのですが、それなのに毎回最後で感動するのが、自分でも不思議でなりません。ライ・クーダーの、心を揺さぶるギターの音が効いているのでしょうか。それとも、8才という設定以上に大人びている、あの子役の演技にくらくらしているのでしょうか。このあたり、私にもはっきりと理解できる時がいずれ訪れるといいのですが。

作品評価:★5 ※採点基準はこちら

-- 追記 --

ちなみに、昨日からの新文芸坐の特集は、BOWのベストコレクションだったんですね。Yahoo!ムービーで上映情報に気付いたとき、なんか共通点があるような気がするな、と思ったんですが、理由はこれだったんですね。

とはいうのも、春先に仕事で上記URLのサイトリニューアルに少々協力した事があって、その際に過去のBOWシリーズのリストを見て、そうそうたる作品群にびっくりしたんですよね。この2週間に上映されるのは、その中の一部のようで。

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投稿者 shaw : 2003年10月06日 00:48

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