2003年12月06日

「ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞」の結果

いよいよ今年のショウレースが本格的に始まりましたね。スタートは「ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞」といっていいかと思いますが、今年の結果がallcinema ONLINEのニュースにでてました。

allcinema ONLINE より抜粋

■作品賞
・『ミスティック・リバー』(クリント・イーストウッド監督)

■トップ10作品
・『ミスティック・リバー』(クリント・イーストウッド監督)
・『ラスト・サムライ』(エドワード・ズウィック監督)
・『The Station Agent』(トーマス・マッカーシー監督)
・『21グラム(原題)』(アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督)
・『House of Sand and Fog』(Vadim Perelman監督)
・『ロスト・イン・トランスレーション(原題)』(ソフィア・コッポラ監督)
・『Cold Mountain』(アンソニー・ミンゲラ監督)
・『イン・アメリカ/三つの小さな願いごと』(ジム・シェリダン監督)
・『シービスケット』(ゲイリー・ロス監督)
・『マスター・アンド・コマンダー』(ピーター・ウィアー監督)

他の賞の結果に関してはここでは省略しますので、上のサイトにいくなり、USサイトを探すなりしてみてほしいのですが、この賞を制したのは『ミスティック・リバー』でした。
相変わらず日本で公式サイトは立ち上がらないし、作品情報も入ってこないのですが、アメリカ本国での評判の良さがひとつ実証されたとみていいのではないでしょうか。

-- 追記 --

昨日、職場の編集長がライターさんと話していたのですが、この「ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞」って、アカデミー賞と相性が悪いそうです。『ミスティック・リバー』は本国公開時からオスカーを狙える!といっていたらしいですが、ある意味幸先の悪いスタートになったのかも。。
その『ミスティック・リバー』なんですが、編集長と職場のエディターのかたが昨日試写を見てきたそうです。一言「すごい映画だったけど、一般受けはしない」といってました。かなり重たい映画らしいです。とてもじゃないけど、家族で観にいけないとか。エディターのかたは「重いボディーブローを受けた感じ」と表現されてましたが、それ以上は楽しみが減るとまずいので聞きませんでした。本人は他の人と話したくてうずうずしてましたが(笑)

他の映画を見てみると、現時点で日本公開中の作品は『ラスト・サムライ』だけなんで、私にはまだまだショーレースの行方はわかりませんね。↑のエディターのかたは『21グラム』をアメリカで観て「すごい良かった」といってました。ショーン・ペンは、『ミスティック・リバー』か『21グラム』のどちらかで主演男優賞は間違いない、とも言ってましたが、さて。

あと、『ラスト・サムライ』の先々行を観にいったときに、『マスター・アンド・コマンダー』の予告が流れてましたが、ぜんぜん面白そうに見えなかったのは私だけでしょうかねぇ。。

>> このエントリーに含まれるTAG
>> 関連するエントリー
投稿者 shaw : 2003年12月06日 14:49

Trackback

このエントリーのトラックバックURL → http://www.s-hashi.net/x/mt-tb.cgi/176