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2004年02月09日『25時』先ほどのエントリー「レベルX」の会場を後して、その足で『25時』を見てきました。前評判が良かったのでちょっぴり期待していたのですが、やはりアメリカのことは日本人にはいまいち理解しきれないというか、妙に説教くさいところがあって、私にはいまいちでした。 作品評価:★3 ※採点基準はこちら 以下、簡単なあらすじ。 パンフレットにも書かれてましたが、この作品にはアメリカの飛行機テロの後の、病んだアメリカ人の暗い心情が詰め込まれてます。そこに共感できる人には傑作と思える作品かもしれませんね。 以下、ちょっとだけネタばれありの、もうちょっとつっこんだ感想。 主演のエドワード・ノートンは、若手の演技派俳優の中でも特筆できる存在感があると思ってますが、この作品ではちょっと実力を出し切れていなかった気がするのは私だけでしょうかね。『アメリカン・ヒストリーX』のイメージが強烈なので、この作品も適役だろうと考えていたんですが、思ったほど苦悩・怒り・葛藤といった部分が伝わってきませんでした。これまで見てきたエドワード・ノートンの存在感がずば抜けたものだったから、厳しい見方になっているのかもしれませんが。あ、チラシにも使われてた犬を連れて散歩する姿はぴったりでした(笑) 対して、2人の友人役が非常に印象に残りました。フィリップ・シーモア・ホフマンは相変わらず脇役を怪演していて、改めて説明する必要もなさそうですが、もう一人のバリー・ペッパーという俳優もいい演技してたと思います。フィルモグラフィーを見てみるとこれまでに私も数作脇役でみているようなんですが全然印象に残っていなく、それが意外な感じでした。エドワード・ノートン演じるモンティのいないところでは、自業自得だときっぱり言いながら、本人の前では幼馴染の顔を見せ「出来ることはなんでもする」と言い、そしてクライマックスでの殴り合い。あのシーンは胸が痛くなりました。 個人的には、原作を一度読んだ上で、もう一度観てみるとまた違った感想になるかも、とも思ってます。まずは近いうちに原作を読んでみることにします。 >> このエントリーに含まれるTAG>> 関連するエントリー 投稿者 shaw : 2004年02月09日 01:26
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こんばんは、夏川です。 バリー・ペッパー、Allcinema Online で検索してみたら、 観ました。けっこう好きな映画です。終わり方がちょっとわかりにくかったですが。この辺は文庫本も同じ。 Posted by: Atsushi_009 : 2004年02月22日 12:02コメントする
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