2004年07月26日

『スチームボーイ』

先ほど「ユナイテッドシネマ としまえん」に行ってきたエントリーをしたわけですが、今日そこで観てきたのが『スチームボーイ』です。『AKIRA』で有名な大友克洋が長い時間と費用をかけて作った大作アドベンチャーアニメ(というジャンルでいいのかな?)です。

予告を見たかぎりでは、作品の出来に関する期待は半信半疑といったところだったのですが、実際に鑑賞してみたところではちょっと「疑」の方が強く出てたかなぁ・・・というところですか。

どうしても『AKIRA』との比較になってしまうと思うんですよね。作風は全然違うのですが。で、比べてしまうと、大友克洋ってこういう冒険アクションはあわないのかなぁ、と考えてしまうわけです。これは、『AKIRA』をはじめて読んだ時の、あのSF世界観に驚き戸惑った印象を今でも引きずっているからなのかもしれないですが。

多くの人が感じたんじゃないかな?と思うのは、登場キャラに感情移入が全然できない、という点じゃないですかね、やっぱり。主人公の少年もそうなんですが、あのお姫様が全然わからないです、正直言って。声優もいまいちしっくりこなかったなぁ、個人的には。

冒険活劇って、観ていてワクワクできるかどうか、が重要だと思うのですが、今回はそのワクワク感が全然なかったので、ちょっと評価も辛めです・・・。

作品評価:★2 ※採点基準はこちら

-- 追記 --

だいぶ前になりますが、初めて『スチームボーイ』の予告を見て、あの一輪走行する自動車(自転車?)から「不思議の海のナディア」のはじめを連想したのは私だけじゃないと思うのですが。

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投稿者 shaw : 2004年07月26日 00:30

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