2004年09月22日

ヤフオクで競り負ける

最近、Yahoo!オークションを使う機会がだいぶ減ったのですが、それでもたまに思い出したように商品検索をして、気に入ったものが見つかったら衝動買いならぬ衝動セリをはじめてしまうことがあります。

で、先日何気なく「大航海時代」というキーワードで出品されている商品を検索してみたら、「大航海時代+/光栄オリジナルBGM集 VOL.4」というブツを発見。も、もしかしてこれは、私が長年探してきた、光栄(現コーエー)ゲームの「大航海時代」のオリジナル音源では!(←マニアックでごめんなさい)

早速詳細をみてみると、どうも間違いなさげです。今ではシリーズ化されて、4作目までコンシューマーゲーム機でも移植されている同ゲームですが、オリジナルはPC-8801版だったはず。開始価格は6500円。興味ない人には、CD1枚に6500円なんて、随分あほらしい価格だ、と思われるでしょうが、廃盤になったCDを探すとこのくらいの値段は全然安い部類です。この値段でもし手に入ったら、いずれ10000円以上で出品しても、買う人は買うはず・・・。

-- 追記 --

そんなことを思いながら、落札終了時間までウォッチを続ける私。30分前までは、入札者なし。ムフフ、これは安い買い物ができそうだ、とほくそ笑んでいたのですが。ハイ、そんな上手い話、そうそうあるものじゃありません。終了10分前に、見知らぬ方の入札がありました。

開始が6500円なので、運が悪ければあっという間に値上がりしてしまうことは火を見るより明らか。なのですが、個人的には10000円までなら全然許容範囲。この物件自体、オークションで目撃するのは初めてのことだったのですが、まぁ、かなりレアな物であることには違いはなく、欲しい人はいくら金をだしても買うという部類の物だとは思うのですよ。

そんな目論見を念頭に置きながら、終了間際に様子見で7000円で再入札。すると、とりあえずそれががその時点の最高入札金額に。問題は、相手がどのくらいの予算を考えているか、なのですが。そこで、改めてこの物件の詳細ページを見てみると、Q&Aに1件書き込みが。読んでみると、先ほど6500円で入札した方が、出品者にCDの状態を確認しているじゃないですか。このことからわかること。

「俺のライバルは、かなり手に入れる気が満々だ・・・」

そんなことを思っているうちに、早速そのライバルが最高額を更新した模様。これは、間違いなく大台に乗せているに違いない、と読み、私もすかさず10010円で再入札。下2桁が10円というところに、わたしのみみっちさが現れているわけですが。ここは私の読みどおり、10010円で最高額更新。やはり私の相手は、10000円で再入札をしていたようだ。

問題は、ここからの展開。ライバルがどのくらいやる気なのか、なのですが、なんというか間をあけることなく、先ほどの私の入札額が更新されているわけで、すなわちこれが意味するところは、ライバルは何があってもこれを落札するつもりですよとの意思表示であり、どう考えてもこれはヤヴァイなぁ・・・と。正直、もし手に入れられれば、いずれまた出品することで、それなりの元手は回収できるだろうとも思うのですが、ここで相手と果てしない入札合戦を繰り返しても値段が釣りあがるだけだし、元手の回収がおぼつかない金額までなって、もし私が落札してしまっても、それはそれで困るわけだし。引き際を考えないとなぁ、とはやくも弱気モード。この時点で私の負けは決まったようなものなんですけどね。

しかし、ここで手を引くのはさすがに諦めが早すぎ。せめて相手を少しでも苦しめなければ、とも思い、様子を見ながら金額を吊り上げる私。私としては、今回出せる金額はMAXで13000円(初期価格の倍額、今回みたいなケースでは、ちょっと資金不足ですね・・・)。相手が一気に値を吊り上げていることは明白で、15000円以上(個人的には、20000円くらいまで吊り上げられていたのでは、という予想も)に設定しないかぎりは私のほうでの最高価格更新はないだろうなと思いながらも、1000円ずつ値上げ。けど、案の定相手の自動更新でまったく相手にならず。最後、どうしようかかなり悩みつつ、結局予定通りの13000円の入札で、やはり思ったとおりの自動更新がされて、その時点で今回の落札は諦めたのでした。。あ、けど次回があるかはわかったものじゃないですがねー。

落札し損ねて悔しかったら、
出品に使われていた画像だけGET・・・
そもそも、そこまで手に入れたかった「大航海時代」のサントラなのですが、世間一般的には菅野よう子氏が自らの手で手を加えたアレンジ版のほうが有名だと思います(といっても、菅野よう子ファンじゃなきゃ、知らないだろうけど)。そのアレンジ版は、ファミコン版大航海時代の「with サウンドウェア」(昔の光栄のゲームは大抵「with サウンドウェア」版が通常版と同時発売されていた)という、サントラCDが付属しているものをわざわざ見つけ出して手に入れたんですが、私はやはりゲーム曲はオリジナルがとても好きなのです。最近、「信長の野望 戦国群雄伝」のやはりPC-8801版のサントラを聴ける機会があって、オープニング曲をしみじみと聴き入りながら、オリジナルが一番、という気持ちをよりいっそう強くした私なのでした。

というわけで、また今回のブツと同じものの落札の機会が来ればいいのだけれど、と強く思うのでした。いや、光栄が再販(やダウンロードサービス)をしてくれるのが一番ありがたいんだけどねー。

あー、なんだかやたらとマニアックなエントリーになってしまった気が・・・。

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投稿者 shaw : 2004年09月22日 23:25

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