2004年11月29日

「ハワード・ホークス 映画祭」

最近、私の中でクラシック映画熱が再燃中。きっかけは、職場のFさんから先日お借りした「ハワード・ホークス 映画祭」という一冊の本です。

結構前になるのですが、職場で映画の話をしていた時に、国立近代美術館にあるフィルムセンターの話が出てきて(確か誰かの映画特集の話から)、そこで数年前にハワード・ホークス作品も一挙公開されたという話になり、その時に私が「そのころ東京にいて、その特集のことを知ってたら観にいったんだけどなー」と(やや興奮気味に)話したのを覚えていたらしく、つい先日この本を持って来てくれたのでした。

で、ここ数日この本を読んでいたわけですが、やはり刺激を受けますね。無性に映画を観たくなってくる。ハワード・ホークスの作品は、代表作はそこそこに観ているのですが、この手の本を読むと、当然これまで知らなかった豆知識や、ホークス自身の作品に対する見解とかも掲載されていて、違った角度からもう一度じっくり鑑賞したくなるんですよね。

そういえば、私の中で第一次クラシック映画ブームが来たきっかけは、「ワイルダーならどうする?」というビリー・ワイルダーとキャメロン・クロウの対話本だったりします。これも非常に面白い本でした。私のワイルダー信仰はこの本から始まったといって過言じゃないです。

ワイルダーならどうする?―ビリー・ワイルダーとキャメロン・クロウの対話
キャメロン クロウ Cameron Crowe 宮本 高晴
キネマ旬報社 (2000/12)
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在庫切れ
おすすめ度の平均: 5
5 でかしたぞ!キャメロン・クロウ
5 ワイルダー映画のファンなら絶対買うべき
5 クロウのファンにも

amazonでは在庫切れになってますが、ビリー・ワイルダーファンなら言うに及ばず、クラシック映画が好きな人も手に入れるチャンスがあるようだと是非読まれることをお薦めします。

-- 追記 --

ちなみに、これまで観たハワード・ホークス作品は
『暗黒街の顔役』、『コンドル』、『ヒズ・ガール・フライデー』、『教授と美女』、『三つ数えろ』、『赤い河』、『リオ・ブラボー』
といったところで、未見の映画ですぐに観てみたいのは
『ヨーク軍曹』、『赤ちゃん教育』、『脱出』、『ハタリ!』
あたりでしょーか。

『赤ちゃん教育』はずっと前から観てみたくて、けど近所のレンタル屋を探しても全然置いていないのですぐに観るのは諦めていたのですが、先ほどamazonでチェックしてたら、実はDVD化していたので衝動買い。。いつの間にトールサイズで出てたんだろう・・・。

赤ちゃん教育(トールケース仕様)
アイ・ヴィー・シー (2002/08/25)
売り上げランキング: 10,774
通常3~4日以内に発送
おすすめ度の平均: 5
5 最初から最後まで大笑い。疲れました。
5 K・ヘプバーンの可愛さとホークスの男らしさ!
5 映画史に残る「知られざる傑作」

届くのが楽しみ~♪

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投稿者 shaw : 2004年11月29日 01:09

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