2005年01月02日

「3年B組金八先生 伝説の教壇に立て!」

前に一度ちらっとここで触れたことのあるゲームなんですが、この休みの間に「3年B組金八先生 伝説の教壇に立て!」というPS2用ゲームを購入してみました。ドラマやアニメのタイアップゲームって、あまり良い印象を持っていなかったし、そもそも金八先生をゲームにしたってどうよ、という気持ちが強かったんですが、以前ファミ通で浜村氏がべた褒めしていたのを読んで、ずっと気になってたんですよ。で、せっかくまとまった休みなんだし、ちょっくら手をだしてみるか、とまぁそんな具合です。(←最近、前置きが長いな・・・)

さて、実際に遊んでみた感想なんですが。。
これ、すごく面白い!嘘じゃないです。とてもクオリティが高いです。想像以上です。さすがチュンソフト。数々の名作サウンドノベルで培ってきた、「魅せるアドベンチャーゲーム」の要素が満載です。まぁ、舞台は中学校なので、ちょっと地味な印象はぬぐえないですけど。

まず、シナリオが抜群に良いです。1話完結のシナリオを次々と経て、1年間(中学3年の1学期~卒業式)が経過していくのですが、その1本1本のバリエーションが豊富で、しかも完成度が高いです。下手な映画以上です。微妙な年頃(高校受験前の中学生)の生徒たちと教師のふれあいと成長を、時にコミカルに、そして時にシリアスに、さまざまなイベント(修学旅行、体育祭、転校、登校拒否 etc)を織り交ぜて、飽きることなく楽しませてくれるわけです。

で、そのシナリオを支えるキャラクター設定がまた良く出来てます。個性・デザイン含めて。そのキャラ(オトナも含む)たちが笑ったり、泣いたり、悩んだり、そして絶望したり・・・。それを見ているうちに、ついついゲームに引き込まれてしまったのでした。ちょっと最終話のシリアスさ(というかダークさ)に、やや救われない思いもあったんですが、どうもそれは1週目の場合仕方がないらしい、という情報をGETしたので、間もなくはじめようと思っている2週目のシナリオに期待しようと思ってます。

ゲームはなによりもシナリオだ!演出だ!!と思っている方は、期待を裏切られない出来だと思いますが、さて。

3年B組金八先生 伝説の教壇に立て!
チュンソフト (2004/06/24)
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通常24時間以内に発送
おすすめ度の平均: 4.17
5 いつまでも棚に残しておきたいゲーム
4 はっきり言って
5 良作です。
-- 追記 --

ここまでプレイしたシナリオの中では、私はライトなお話の方が好きかなー。ロケット打ち上げとか体育祭のような、笑いが多めのほうが気軽に付き合えるからね。最終話なんか、ほんとにヘビーな展開で、どう落ち着くんだろうとハラハラして、最後まで落ち着かなかったもんなぁ・・・(しかもまだすっきりしてないし)。このへんのバリエーションのバランスが、凄い絶妙な気がする。

ちなみに、昨日の夜更かしの原因も、まもなく卒業式というところまで話を進めたら、ゲームやめ時を失ったというだけだったり。いやー、休み中で良かった、よかった。

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投稿者 shaw : 2005年01月02日 16:54

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