2005年02月16日

『インファナル・アフェアIII 終極無間』

一足というか、二足くらいお先に『インファナル・アフェアIII 終極無間』を鑑賞する機会に恵まれました。というのも、関係者向けのプレミア試写というのが今日行われたのですが、まぁ私も関係者の端くれだったこともあって、職場のかたが「せっかくだから行ってきたらいいよ」と試写状を私に分けてくれたのでした。なんという幸運!

てなわけで、早速ですが鑑賞してきた感想を(ちょっと自慢げ)、といきたいのですが、それがなかなか難しいんですよ、これが。なぜって?そりゃ、あれですよ。ネタばれ直行だからに決まっているじゃないですか。そもそも『インファナル・アフェア』の1作目(当然2作目も)を鑑賞している事を前提に作られた話なので、前作のネタばれからはじめなければ今作『終極無間』のことを詳しく語れない!

逆にいうと、シリーズに興味のない人にいくらお薦めしても話にならない、ということですねー。個人的には、未見の方にはぜひとも一度1作目を観てみて欲しいわけですよ。もったいないですよー。

おっと、わき道にそれちゃいましたね。
さて、ストーリーを伏せたまま、『終極無間』の率直な感想を述べますとですね、面白かったけれど消化不良気味といったところでしょうか。1作目のストレートでスタイリッシュな作風とも、2作目のの泥臭いいかにも香港映画という作風でもない、ちょっと観念的な要素も混ざった作品になってます。で、話が過去と現在で交錯する関係で、劇中時間軸が行ったり来たりするんで、少々混乱しちゃうんですね。最後まで鑑賞して、そういうことだったのかという納得と、いまいち腑に落ちない疑問がうずうずして、それがなんとなく消化不良になっているんですね、私の中で。鑑賞後に、ネタばれ気味のプレスを読みながら、もう一度全てを把握した上で鑑賞しなおすと、もやもやが晴れて「3部作完結」の重みをしっかりとかみしめるのかもなぁと思ってます。

というわけで、劇場公開が始まったら、もう一度じっくり鑑賞してみようと思っているわけですが、その頃にはまた細かいことを忘れてちゃって、鑑賞後には結局?が残ったままだったりして・・・。

作品評価:★4 ※採点基準はこちら

あと、鑑賞前に前作の復習は忘れずに~。

インファナル・アフェア
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おすすめ度の平均: 4.8
5 極上の作品。
5 最高だ・・・。
5 エポック・メイキング
-- 追記 --

シリーズ通して、公式サイトを私の職場で手がけていて、そんな縁があって今回のプレミア試写会に混じる事ができたのでした。今日は完全に『インファナル・アフェア』の1ファンとしての鑑賞でしたけどねw

まー、私はその公式サイトではそれほどの貢献をしていないんで、偉そうなことも言えないんですけどね。ただ1点、ドメインのトラブルでちょっと振り回されたことがあって、今となっては貴重な経験だったかもなぁと。その話は、もう少し時間が経って、時効になった時にでも・・・。

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投稿者 shaw : 2005年02月16日 00:28

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