2006年05月04日

任天堂はもっとサントラ事業に力を入れるべきだ

先月、club nintendoのポイントが貯まったんで、「NINTENDO SOUND SELECTION VOL.3 LUIGI」というサントラCDをポイント交換で入手した。VOL3という名の通り、このシリーズ3タイトル目で、コレまでにピーチ、クッパというのも景品で出てて、私はいずれもポイント交換で入手していたりする。

さて、このルイージ盤の収録曲は、コンセプトが「B面曲」ということもあって、ちょっと渋めの曲が多いです。個人的には、ドクターマリオの曲が非常に気に入っているんですが、アレンジバージョンとして収録されている「けけソウル」なんかもとても良い出来ですよね。

で、ここで思ってしまうのが、なぜ任天堂はこれだけ素晴らしいアーカイブをもっているのに、サントラを全然出さないのか、という問題です。まー、普通の人にはまったく興味のない話だとは思いますが、私のようなゲームサントラファンとしては、任天堂には是非ともサントラ事業に力を入れて欲しいのですよ。

例えば、去年の暮れからずっと売れ続けている「おいでよ どうぶつの森」。64版やGC版でも1時間ごとに用意されているフィールド曲や、とたけけのライブ曲(↑の「けけソウル」もその1曲ですね)に、良い曲がとても多いので、サントラ化を望む声も大きいのですが、いまだその動きは全然ないです。

さらに、どこかのインタビュー記事で、「ゲーム音楽のサントラは採算が全然取れないから、任天堂としては取り組まない」というような話を読んで、かなりがっくりきた記憶もあるんだよなー、私。経営として採算が取れないものを行わない、という判断は至極まっとうなんですが、これが残念で、残念で。このままいくと、ゲームサントラというジャンルは廃れるだけだよなぁと思わざるを得ないですよ。。

-- 追記 --

思うんですけど、CDとして発売する限り流通にかかるコストは馬鹿にならないと思うし、当然採算が取れるラインというのは厳しいと思うんですが、ダウンロード販売の場合はどうんでしょうかね??廃盤CDをヤフオクでこまめに探して、大金はたいて落札する羽目になるくらいなら、是非ともダウンロード販売で購入する方を選びますよ、私は。

カプコンがiTMSに参入した、というニュースに、個人的にかなり光を持ったんですが、それに続くところがまだ全然ないんだよな・・・。

>> このエントリーに含まれるTAG
>> 関連するエントリー
投稿者 shaw : 2006年05月04日 04:53

Trackback

このエントリーのトラックバックURL → http://www.s-hashi.net/x/mt-tb.cgi/746