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2006年05月16日YouTubeの帯域YouTube人気はとどまることを知らないようですね。 先日、いつものようにはてなブックマークをチェックしてたら、このサイトでその答えを見つけました。 一日の転送量200TB! YouTubeのサイトを見ると今のところ広告収入はなさそうだし、このサービスがいつまで続くのか心配になってきますねぇ。。 -- 追記 --1日あたりの転送量が200TBというのは、転送速度に換算して約18.5Gbpsということになると思うんですが、例えば国内のデータセンターで帯域保障回線を使おうとすると、1Mbpsで2万~3万/月くらいのランニングが発生するんで、1ヶ月の回線使用料が1億円程度というのはかなり安上がりなのかなぁとも思ったり。 まぁ、日頃お世話になる帯域保障の程度はM単位なんで、G単位になるとビット辺りの単価もかなり変わってくるんでしょうけどね。とはいっても、なんというか、帯域コストってスケールメリットがあまり働かない印象があるんで、アクセスが増えるにつれて、インフラにかかるコストが右肩上りに増加することは避けられないでしょう。よほど大きなパトロンがいなけりゃ、こんな負担には耐えられないだろうから、大きな企業がいつこのサービスの買収に動くか、なんですかね、やっぱり。 でもさ、YouTubeの場合、いずれ法的な問題がうるさくならざるを得ないだろうし、買収するにしてもリスクは大きそうですよね。サービスを維持するためには帯域もアホみたく食うわけだし。それに対する収入はどう確保するか、ビジネスモデルもよくわかんないし。私には、メリットよりもデメリットしか見えないよw 正直、日々20Mbpsの帯域保障で月額30万以上のお金が飛んでいってヒーヒー言ってるようなレベルの人間には、↑の話は規模が大きすぎて、ついていけませぬ…。
「1日辺りの転送量が200TB」と言われても普通ピンとこないですよね。さらに、転送速度換算で18.5Gbpsという数字、一見たいしたことなさそうにも思えるかもしない。例えばBフレッツの光サービスだと個人で100Mbps(=0.1Gbps)の確保はできるわけで、せいぜいその200倍と考えると思ったほど多くないのでは?とも思えてしまいそうです。でもです。サーバーが設置されるデータセンター単位で考えると、バックボーン直結の回線を確保する場合、回線大国(?)の日本でもせいぜい40Gbps前後が精一杯なんですね、多分。 例その1 さくらインターネットのバックボーンは46Gbps つまり、YouTubeのサービスは、日本の代表的なデータセンターで確保できる帯域の半分を使っているわけです。そりゃぁお金かかりますよ。興味のない人には、だからどうした、というお話ですけどね。 >> このエントリーに含まれるTAG>> 関連するエントリー 投稿者 shaw : 2006年05月16日 01:02
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