2007年02月27日

アカデミー賞

仕事柄、毎年オスカーの授賞式は職場のTVでライブ鑑賞できるのが嬉しい(とは言っても、去年・今年と主要な部分しか見てないんだけどさ)。例年、自分なりの予想をBLOGで公開してたんですが、今年はそれすらやらんかったなぁ。こういうところにも、自分の映画熱のさめ具合が見えてしまうのがちょっと悲しい…。

まぁ、そんなことは置いておいて、今年もアカデミー賞が終わってしまいました。結果はこの辺を参考に

一言で言うなら、スコセッシの年だった、ということでしょーか。個人的に、ディパーテッドの出来にはがっかりしたクチなので、この映画が作品賞獲るのはいかがなものか、という気持ちが強いんですが、アカデミー賞は作品(だったり演技だったり)の出来以外の部分に大きく左右される賞でもあるんで、今年の場合はこうなってしまうのも仕方ないのかなぁとも思う。

でも、監督賞はともかくとして、作品賞の結果が発表された瞬間のスコセッシの表情は、あれはどう見てもスコセッシ本人が一番驚いていたように見えたんだけどw

助演男優賞が、大本命だったエディ・マーフィーじゃなくて、アラン・アーキンだったこと(個人的に、「リトル・ミス~」を鑑賞した時に、この人の演技にニヤリとさせられたので、受賞したのが嬉しかった)、オリジナル歌曲賞で3曲もノミネートされながら(おそらく票割れが原因で)どれも受賞を逃した「ドリームガールズ」、映画を観た人がみんな口をそろえてほめていた「トゥモロー・ワールド」が撮影賞を逃したことあたりが意外だった結果ですかね。

あとは、ディパーテッドが4部門受賞ってところが、やっぱり個人的には腑に落ちないところかなぁ。ディパーテッドについては、しっかりと評価している人も多い(らしい?)映画ではあるし、おそらくオリジナル版がそれほど鑑賞されていないであろうアメリカではより評価されやすかったのかもしれませんね。

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2006年08月15日

マイアミ・バイスのテレビスポット

職場で、マイアミ・バイスのテレビスポット動画を観た(正確に言うと、映像は見てないので聴いただけですがw)。ナレーターが、かっこいい声でいかにも予告らしい解説を入れているのを聴きながら、雰囲気いいなぁと思ってたら。

予告の最後に衝撃が走った!
「マイアミ・バイス」
「ヤバイス」

…。

こ、これは、まさか。これの二番煎じでは!!
Metroid 2

やっちまったか…。

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2006年05月31日

『ツール・ド・フランス 秘められたアスリートの記録』

どこを経由してだか忘れちゃったんですが、『ツール・ド・フランス 秘められたアスリートの記録』という映画のことを知ったので紹介。とはいっても、ほとんどの人には興味の対象外かな。
去年から自転車に乗るようになって、自転車という乗り物への愛着がかなり強くなってきた私ですが、まだロードレースへの興味はほとんどなかったりします。でも、どういう訳か、私の姉が昔からツール好きなんですよね。この映画のこともチェック済みかな・・・??

上映劇場はアップリンク(渋谷)のみのようなんで、観たくても観れないというロードレースファンは多そうだなー・・・。

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BOW30映画祭

7月15日からシャンテ・シネで開催される「BOW30映画祭」、個人的にかなり興味があるのですが、とにかく上映されるタイトルが凄い!

フランス映画社「BOW30映画祭」、7月15日より開催
上映スケジュール

私はあまりヨーロッパ映画を観ていないんですが、さすがに名作と呼ばれるタイトルには興味があって、BOW(Best of the Worldの略なんですね)シリーズの160本近くのアーカイブの豪華さにはいつも驚嘆しちゃうんですよね。で、今回の映画祭では、そのアーカイブの中から39タイトルも上映されるという太っ腹。これはもう観にいくしかないでしょー。

でも、なのです。
観たい映画に限って、平日にしか上映されないという罠。

私が是非この機に見たいなぁと作品は、
『ゲームの規則』
『ミツバチのささやき』
『パリ、テキサス』
『マイライフ・アズ・ア・ドッグ』
『黒猫・白猫』
といったあたりなんですが、どれも上映が平日ですよ、厳しいなぁ。。

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2006年04月12日

「史上最高の映画脚本101本」

今日更新のeiga.comのニュース&噂で、このようなネタが。

「史上最高の映画脚本101本」が発表

いつも思うんですが、こういう年代をまたぐ映画選定って、どういう基準で選ぶんですかねー。今回のテーマは「脚本」の良し悪しだ、というのはわかるし、上位に来ているタイトルはそうそうたるものなのもわかるんですが、どうも個人的にはいろいろ腑に落ちないんだよなぁ。

だってさ、ビリー・ワイルダー作品がベスト10に2本ランクインしていて、これはとても素晴らしいと思うんですが、そこにあるのは『情婦』じゃないってなんか変じゃないですかね(100位までにも入っていない)?個人的にもっとも理解できないのが、『スティング』の39位。他にもタイトルを順を追って見てみても、なんだかなぁと思ってしまう。って私だけですかね。

どういう脚本が最高かという判断基準は人によってまちまちだと思うんで、こういう「順位」に価値を見出すこと自体おかしいのかもしれませんが。

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2006年03月18日

『ザ・ディパーテッド』の劇中ショット

allcinema HEADLINEで取り上げられていたんですが、傑作『インファナル・アフェア』のハリウッド・リメイク、『ザ・ディパーテッド』の劇中ショットが公開されています。

The Departed Moveie Photos

なんだかヤヴァげに見えるのは私だけですかね。2枚の写真(3月18日現在)だけで判断するのは早計なんでしょーけど。
リメイク作に期待するのが良くないのかもしれんけど、駄作にはして欲しくないないなぁ・・・。

投稿者 shaw : 22:24 | トラックバック

2006年03月06日

アカデミー賞予想

今年は、アメリカの映画賞関連の話題を一度も取り上げることなく、気づけばアカデミー賞授賞式の当日になってしまいました。というわけで、例年通り私も予想をしてみようかなぁ、と思いますが、今年は本当に波乱のない結果になりそうですね。

・作品賞
◎『ブロークバック・マウンテン』

・監督賞
◎アン・リー

・主演男優賞
◎フィリップ・シーモア・ホフマン
○ホアキン・フェニックス

・主演女優賞
◎リース・ウィザースプーン

・助演男優賞
◎ジョージ・クルーニ
○ポール・ジアマッティ

・助演女優賞
◎レイチェル・ワイズ

・脚本賞
『クラッシュ』

・脚色賞
『ブロークバック・マウンテン』

・長編アニメ
『ウォレストグルミット』

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2006年01月29日

OMA2005 開催中~

今回はサイトの準備にあまり関わらなかったんですっかり忘れてたんですが、今年もオンライン・ムービー・アワード(OMA2005)を開催してます。

オンライン・ムービー・アワード2005

投票の受付は2月10日までですね。
皆さん、ぜひ投票してみてくださいねー。

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2006年01月07日

生誕100年な映画人

eiga.com内に、「編集部より」という月に一度更新されるページがあって、eiga.comサイトの編集者の皆さんが、それぞれ一言コメントを残してます。私も3年前まではこのページに注目することなんてなかったんですが、読み続けていると各編集者の個性がわかって何気に面白かったりする。

さて、気づいたらこのページが更新されていたので、いつものようにチェックしてたら、(H)氏が気になる一言を。以下、全文引用なんですが(怒られないよな…)、

「成瀬、斉藤寅次郎、稲垣浩、中川信夫らの生誕100年で盛り上がった去年。今年はロッセリーニ、ワイルダー、ジョン・ヒューストン、ジャック・ベッケル、ビスコンティ、プレミンジャー、そして豊田四郎。すごい!。(H)」

皆さん、何かしら代表作を抱えた名監督さんばかりです。
ワイルダーは、4年前まで生きていたこともあって、言われてみると確かにそうだ!とわかるんですが、ジョン・ヒューストンジャック・ベッケルも同じ世代だったんですねー。
ロッセリーニビスコンティプレミンジャーあたりは、私は全然映画を観たことないんですが、フィルモグラフィーを眺めてみると(映画の)歴史の重みを少し感じちゃいます。

で、生誕100年となると、期待してしまうのはDVDの記念BOX発売。過去、小津安二郎やケイリー・グラントグレタ・ガルボetc…で生誕100年BOXが発売されているんですよね。古い映画の場合、まだまだDVD化されていないタイトルもありますし、これを機会にパッケージ化されるといいのですが・・・。
ワイルダーの場合は、これまでにもFOXからBOXが発売されているんですが、2月からMGM作品はSPEが扱うことになりますし、この機会に新しくDVD製品化されそうな予感もあったり、なかったり。

まぁ、作品によって版権をもっている会社が違う(MGMだったりパラマウントだったり)ので、本当に欲しいBOX化というのはありえない、という現実が待っているんですけどね。。

投稿者 shaw : 02:27 | トラックバック

2005年11月19日

松竹110周年祭

今日の読売新聞の夕刊で知ったんですが、明日から「松竹110周年祭」というイベント(上映会)が始まるようですね。

これまであまり邦画を観てこなかったのと、古い作品が多いこともあって、作品ラインナップを眺めても全然知らないタイトルばかりだったりしますが、松竹という配給会社の110年間の歴史であり、代表作がずらり、ということなんですよね?おそらく。

とりあえずは、つい先日こちらで話題にしたばかりの『切腹』、劇場で見逃した『たそがれ清兵衛』、見たことない作品では『砂の器』、あとは『東京物語』含む小津作品あたりはぜひ見に行きたいなぁと。古い作品をスクリーンで観られる機会ってそんなにないし、楽しみですね~♪

でも、劇場は混みそうだなぁ・・・。銀座シネスイッチって、いつも混んでる印象なんだよねぇ。。

投稿者 shaw : 01:05 | トラックバック

2005年11月15日

蠍座通信

皆さん、蠍座という劇場を知ってますでしょーか?

って、なんだか唐突な書き出しかたですね。えーと、札幌にある名画座ですね。札幌近郊に住んでいる映画好きな人だったらご存知なのではないでしょうか。

さて、私も一応映画好きの端くれ、数年前までは北海道に在住してたわけで、多少の縁はありそうな気がしますが、札幌で暮らしてた時期は皆無だし、そもそも映画を劇場で頻繁に鑑賞するようになったのも上京してから、ということもあって、姉から話を聞くまでこういう劇場があることすら知りませんでした(汗)。

で、前に帰省したときに映画の話になって、姉が蠍座の愛好家だと聞き、急に興味が湧いてきたというのがことの始まりだったりする。いや、なんかね、劇場でかける作品のチョイスが非常に私好みっぽいんですよ。まぁ、そうはいっても、今の私には(場所的に)縁がないことには変わりがないんですがw

その蠍座なのですが、オーナー(田中次郎氏)お手製の「蠍座通信」というものが発行されているとの話を聞くと、映画好きとしては読んでみたくなるじゃないですか。そこで、姉に取り寄せてもらい、今日手元に届いたのでした。早速閲覧してみると、これがいい!一度も劇場に行ったことないのに、すっかりオーナーのファンになってしまいましたよ、私は。札幌に在住してたら、確実に常連になってるな、こりゃw

投稿者 shaw : 00:24 | トラックバック

2005年08月18日

『ホテル・ルワンダ』日本公開を求める会

私は町山さんのはてなダイアリー経由で知ったのですが、昨日のeiga.comのBuzzでもネタになっていたので紹介しときます。

求む配給先!「ホテル・ルワンダ」日本公開を求める運動
『ホテル・ルワンダ』日本公開を求める会

要は、素晴らしい映画らしいけど、ビジネスとしては難しい(買い付け・宣伝に金かけても利益が出ない、というか赤字になる)という判断で、日本の配給がどこも手を出さない、というわけですね。

映画の評価の判断材料として、今年のアカデミー賞を見てみると、主演男優賞・助演女優賞・脚本賞の3部門にノミネートされています。まぁ、アカデミー賞を評価材料にする時点でおかしい、という意見もありそうですが、私は脚本賞だけは信頼しているんですよ。いつ日本で公開されるかなぁとぼんやり思ってたら、いつのまにかこんな運動が始まっていた、と、まぁそんな感じです。

公開されるならぜひとも観てみたい作品だし、私も早速署名してみましたよ~。10月末までに3万人の署名を目標にしているようで、これが現実味のあるラインなのかは微妙な気もしますが、もしこの映画に少しでも興味が湧いたなら、ぜひとも↑サイトを確認のうえ署名に参加しませう!!

投稿者 shaw : 01:50 | トラックバック

2005年02月27日

オスカー受賞予想

気がつけば、授賞式まで半日をきりましたね。
今年も、私なりに予想してみました。さて、結果はどうなることやら。

-作品賞-
◎ 『アビエイター

-監督賞-
◎ クリント・イーストウッド

-主演男優賞-
◎ ジェイミー・フォックス

-主演女優賞-
◎ ヒラリー・スワンク

-助演男優賞-
◎ トーマス・ヘイデン・チャーチ

-助演女優賞-
◎ バージニア・マドセン

-オリジナル脚本賞-
◎ 『エターナル・サンシャイン

-脚色賞-
◎ 『サイドウェイ

投稿者 shaw : 22:33 | トラックバック

2005年02月25日

OMA2004の結果発表

先日、さらりと紹介したOMA2004という投票イベントですが、結果が発表されてますね。

オンライン・ムービー・アワード2004

基本的に、映画関連のサイトの共催イベントなんで、映画好きの傾向が表に出やすいのかな、とも思ってましたが、結果をみてみると大ヒット作品が軒並み上位にきているようで、思ってたほどクセのある結果にはなってませんでした。4位「ラブ・アクチュアリー」、5位「ビッグ・フィッシュ」が大健闘といったところでしょーか。

あとは、1位の「LOTR 王の帰還」が2位にトリプルスコアをつけての圧勝。ある程度は予測してましたが、まさかここまで大差がつくとは思ってなかったというのが正直な感想ですね。個人的には、LOTRは1作目が一番好きで、王の帰還も良かったけど、そこまで高評価されるのもちょっとわからなかったり・・・。

投稿者 shaw : 14:47 | トラックバック

2005年01月31日

DVDのキャンペーン

ショック!

あ、すみません。ちょっとショックだったので。
いや、DVDって「2枚で半額!」とか、「1枚買ったら1枚ダタ」(←って、両方同じか)とかいろいろなキャンペーンがあるじゃないですか。購入を待てばどんどん安くなっていくあれ。大抵、クソ面白くないタイトルばかりで全然購入意欲がわかないんですが、たまに1枚2枚欲しいタイトルが混ざっているんですよね。

さて、今職場で仕事中なんですが(って、そんなときにBLOG書くなよな、俺)、仕事でFOXのDVDサイトを見てたんですね。そこで見たのがこのページ。2枚で1990円だそうです。えーと、1枚あたり約1000円ですね。で、どんなタイトルがあるのかなーと思ってチェックしてみると・・・。

えっ、『ドラムライン』がラインナップに入ってる。ちょ、ちょい待ってくれ。俺はこのDVD、廉価版は早々でないだろうと踏んで、初回版(定価は税込で4179円)を購入したんだぜ、確か2割引きくらいで。3400円以上は投資している計算だ。しかも、その初回版が発売されてから、まだ半年もたってないぜ。こりゃ、どうことですか(怒

これまでも、廉価版が発売されるたびに少々複雑な気持ちになってきましたが、今回のはひどい。初回版を買った人間への冒涜だ!と勝手に憤りながら、そのはけ口がないからここで発散とw

結論。もうFOXのDVDは、初回発売では買わない。私は。決めました。

・・・。
はぁ。もう少し段階をおって(3990円→2980円→半額キャンペーン)とかだったら、こんなにショック受けなかったんだけどなー・・・。

投稿者 shaw : 18:49 | トラックバック

2005年01月27日

OMA2004

私の中で毎年恒例の企画の1つである、OMA(Online Movie Awards)2004が始まってますね。allcinema ONLINE、eiga.com、excite、そしてTSUTAYA online共催の、前年公開の映画NO1を決めるWEB投票イベントです。

オンライン・ムービー・アワード2004

皆さんも、どしどしご応募くださいませ~。

投稿者 shaw : 12:46 | トラックバック

2004年12月08日

「素晴らしき哉、クラシック映画!」

ちょいとジーン・アーサーという女優さんについて調べようとしてググってみたら、このサイトが最上位で引っ掛かりました。

素晴らしき哉、クラシック映画!

内容だけちらっと確認するつもりでサイトを覗いて見たら、これが面白いのなんのって。ちょうど個人的にクラシック映画熱が再燃中、という事情もあるんでしょうけど、もともとこういう知識欲を満たしてくれるようなサイトが好きなんですよねー。目的の文章だけ目を通すつもりだったのが、気付くとこのサイトにアクセスしてから1時間以上経過してるしw

基本的にテキスト+ポスター(?)画像のみのシンプルなサイトですが、私はかなり気に入ったのでこれからもちょくちょく覗きに行こうっと。

クラシック映画が好きな人は是非。

投稿者 shaw : 01:50 | トラックバック

2004年11月29日

「ハワード・ホークス 映画祭」

最近、私の中でクラシック映画熱が再燃中。きっかけは、職場のFさんから先日お借りした「ハワード・ホークス 映画祭」という一冊の本です。

結構前になるのですが、職場で映画の話をしていた時に、国立近代美術館にあるフィルムセンターの話が出てきて(確か誰かの映画特集の話から)、そこで数年前にハワード・ホークス作品も一挙公開されたという話になり、その時に私が「そのころ東京にいて、その特集のことを知ってたら観にいったんだけどなー」と(やや興奮気味に)話したのを覚えていたらしく、つい先日この本を持って来てくれたのでした。

で、ここ数日この本を読んでいたわけですが、やはり刺激を受けますね。無性に映画を観たくなってくる。ハワード・ホークスの作品は、代表作はそこそこに観ているのですが、この手の本を読むと、当然これまで知らなかった豆知識や、ホークス自身の作品に対する見解とかも掲載されていて、違った角度からもう一度じっくり鑑賞したくなるんですよね。

そういえば、私の中で第一次クラシック映画ブームが来たきっかけは、「ワイルダーならどうする?」というビリー・ワイルダーとキャメロン・クロウの対話本だったりします。これも非常に面白い本でした。私のワイルダー信仰はこの本から始まったといって過言じゃないです。

ワイルダーならどうする?―ビリー・ワイルダーとキャメロン・クロウの対話
キャメロン クロウ Cameron Crowe 宮本 高晴
キネマ旬報社 (2000/12)
売り上げランキング: 35,858
在庫切れ
おすすめ度の平均: 5
5 でかしたぞ!キャメロン・クロウ
5 ワイルダー映画のファンなら絶対買うべき
5 クロウのファンにも

amazonでは在庫切れになってますが、ビリー・ワイルダーファンなら言うに及ばず、クラシック映画が好きな人も手に入れるチャンスがあるようだと是非読まれることをお薦めします。

投稿者 shaw : 01:09 | トラックバック

2004年11月26日

AVPの新聞広告

毎週金曜日は、映画広告が沢山掲載されることもあって、職場で読売新聞と朝日新聞の夕刊を買ってます(以前も同じことを書いた気がする)。

それで、今日の夕刊を読んでいたら、なかなか凝った(?)映画広告を発見。

12月18日公開の『エイリアン VS. プレデター』というアホ企画映画があるじゃないですか。この公式サイトで投票をやっているんですよ。「エイリアン」か「プレデター」のどちらかに投票。そもそも、何を基準に投票するのかも良くわからない・・・。
で、この投票と連動した新聞広告になっていて、2、3日前のある時点での投票数がそのまま新聞に掲載されているわけです。この読売と朝日の夕刊に。

なんというんですか、↑で散々けなしている割に、この投票部分を作った本人としては、こういう形で新聞と連動されているだけでなんとなくうれしくなったりするんスよ。単純だなぁ。

ここまではいいとして。

よくよくこの新聞広告を見ていると、それぞれバージョンが違うんですよね。朝日の夕刊がエイリアンバージョンで、読売の夕刊がプレデターバージョン。投票用のQRコードもそれぞれ違います。

ここまでもいいとして。

極めつけが次の一文。
「両者は激しい敵対関係にあるため、あえてエイリアン(プレデター)のみを掲載しています」とそれぞれの新聞にひっそり記載されているじゃないですか!これには笑いました。よくもまぁ、この広告企画が通ったなぁと感心したり。このユーモアも、夕刊だからこそ出来たことなのかな、などと思ったのでした。

投稿者 shaw : 19:39 | トラックバック

2004年11月25日

レンタルビデオ屋に立ち寄る

ちょっと思うことあって、久々に最寄駅のすぐ近くにあるレンタルビデオ屋に立ち寄ってきました。多分半年振りくらいじゃないですかね、レンタル屋に入ったの。

で、改めて思ったのですが、だいぶDVDの占める割合が増えてきましたねー。いずれビデオテープがDVDにどんどん置き換わるだろうことは分かっていた事ですが、往年の名作とかもDVDになって棚に並んでいるのをみるとさらにその実感が湧いてくるというものです。

それと、近頃劇場で映画をあまり見てないな、と自分でも感じているところですが、劇場で見逃した映画の多くが既にレンタル作品になっていて、これもあれもそれも観てない!とレンタルしたい作品だらけでかなり自分に危機感を抱いたのでした。

そんな中、迷いに迷った挙句にレンタルしてきた映画は。
黒沢明監督の『用心棒』とプレストン・スタージェス監督の『レディ・イヴ』。えぇ、前フリとは全然関係ない、かなり古い作品たちです。

このエントリーの冒頭、「思うところあって」というのは、無性にプレストン・スタージェス監督の映画が観たくなって、それを探すのが目的だったのでした。というわけで目的をかなり果たすことができたのですが、最近の作品にかなり目移りしたのも事実。最近さっぱり活用しなくなっていたレンタル屋ですが、ちょいと利用率を高めよう、と思いつつ帰途についたのでした。。

投稿者 shaw : 02:09 | トラックバック

2004年11月15日

『ニュースの天才』

年内公開の映画に、それほど期待する作品がなくて、どうも楽しみにかける今日この頃。
しかーし。先ほど更新された eiga.com 新作映画評で取り上げられていた『ニュースの天才』が良さげです。実はちょっとした期待作の一本だったのですが、なかなか良い評判みたいですねー。

基本的に、実際にあった話の映画化というのが好きなんですよ、私。事実は小説より奇なり、というじゃないですか。今回の話も嘘に嘘を重ねて破滅していく、というストーリーのようですが、この転がり落ちていくだろう人生がおそらくやたらとリアリティがあって、見ているこっちも冷や汗をかくに違いない、とまぁそんな緊張感のある映画を期待してしまっているわけですが。イメージ的には、『マネートレーダー 銀行崩壊』という映画と同路線では、と。

マネートレーダー/銀行崩壊
ジェネオン エンタテインメント (2001/01/26)
売り上げランキング: 20,412
在庫切れ
おすすめ度の平均: 3.67
5 損失事件の張本人の心の脆弱さを追う秀作
3 話はともかく、映画としては・・・
3 NHK特集『マネー革命』でも紹介されました

主演のヘイデン・クリステンセンは、スターウォーズのエピソード2はいまいち(アレは俳優は悪くないな・・・)でしたが、その前の『海辺の家』はなかなか良い出来で、この手の純粋に演技力が発揮される映画にも不安はないですね。上述eiga.comの映画評でもかかれてましたが、どのようにダークサイドに堕ちていくのか、楽しみだったりしてます。

期待を持ちすぎるのはよくないですが、とりあえず公開初日に劇場に足を運んでこようかと思ってます。六本木ヒルズに行くのはめんどいけど・・・。

2004年10月13日

アイマックスシアターに行ってみる

今日のお昼前、新千歳空港から羽田空港に戻ってきました。そこで、羽田から私の今の住居まで品川を経由することもあって、せっかくだから品川にあるアイマックスシアターに足を運んでみようと思い立った私なのでした。ちょうど、先月末から『スパイダーマン2』が公開中で、もう一度大きなスクリーンで観ておいてもいいかなと思っていたので、再び鑑賞。

で、アイマックスシアターといえば、超巨大スクリーン。噂どおり、というか想像以上の迫力でした。いやぁ、前回SPEの試写室で観たときよりも、断然迫力が違います。なんと言いますかねー、スクリーンに吸い込まれるような感覚に襲われるんですよ、ところどころで。これはちょっとクセになるかもしれませんね。

この巨大スクリーンで公開される作品がとても限られるので、そうそう足を運ぶことはないかもしれませんが、興味のある作品がここで公開されるようだったら、次もまた観に来ようと思わせる映画館でした。

2004年09月23日

映画雑誌を読む(10月)

一ヶ月遅れだけど・・・(エントリーは10月23日)。

「PREMIERE」(11月号)
・表紙はトム・クルーズ。今日先行公開される『コラテラル』ですね。特集ページも組まれています。
・別冊付録に「アニメ映画はアートだ!」と題して、歴代のアニメ映画(洋画限定)の特集。『ウォレスとグルミット』シリーズは私も大好きです。
・「アジア最大の映画発信地 釜山の魅力」として、釜山発の韓国映画の特集も。今年は「韓流」という言葉が話題になりましたが、私はもっと硬派な韓国映画がいいなぁ、やっぱり。というわけで、ソン・ガンホのインタビューが良かったです。
・気になるレビュー作品は、『コラテラル』と『世界でいちばん不運で幸せな私』。す、少ない・・・。

「DVD&ビデオでーた」(10月号)
・別冊付録に角川映画特集。あまり興味なし。
・9月23日発売の『スター・ウォーズ』BOXにあわせて大特集が。私もこれ欲しいけど、今月は結婚式×2の出席でかなり厳しい財政難のため、購入を見合せ。けど、近日購入予定ですけどねー。
・新作情報の中に、気になるタイトルは今月もなし。

投稿者 shaw : 14:42 | トラックバック

2004年08月23日

映画雑誌を読む(9月)

いつもの映画雑誌からのトピックス抜粋エントリーですが、かなり遅いエントリー(書いているのは10月23日)になってしまったので、ひっそりとw

「PREMIERE」(10月号)
・表紙はウィル・スミス。『アイ・ロボット』の主演ですね。特集として、インタビューも。ちなみに、今日現在、日本で興収成績が5週連続トップと、かなり意外な好成績を収めてます。
・あまり目を引く特集記事はなし(いいかげん)。
・気になるレビュー作品は、『アイ、ロボット』、『LOVERS』、『華氏911』、『フォッグ・オブ・ウォー』、『スウィング・ガールズ』、『インファナル・アフェア 無間序曲』といったところ。多いっスねー。

「DVD&ビデオでーた」(9月号)
・『24』のシーズン3のレンタルが11月3日から開始とのこと。また観ちゃうんかな~。
・劇場で見逃して、ちょっともったいなかったと公開している『下妻物語』は、セル・レンタルともに11月26日から。
・気になる新作DVDは
『ワイルド・レンジ 最後の銃撃』(11月5日、4179円)
くらいかな。今月もDVDは不作です。

投稿者 shaw : 13:54 | トラックバック

2004年08月18日

「ビリー・ワイルダー DVDコレクションBOX 2」

何気なく、amazonの私へのお薦め作品をチェックしていると、↓のDVDボックス情報を発見!

ビリー・ワイルダー DVDコレクションBOX 2
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン (2004/09/17)
売り上げランキング: 1,228
近日発売 予約可
おすすめ度の平均: 5
5 大人のコメディーをどうぞ!

キター!と思って、収録作品をチェックしてみたら、ちょっとへこみました・・・。
いや、決して悪い作品ばかりじゃないとは思うんですが、それよりも優先して収録すべき作品が沢山あるとおもうんですよ。『サンセット大通り』とか、『昼下がりの情事』とか、『深夜の告白』等など。配給会社が違うのかな?

投稿者 shaw : 23:26 | トラックバック

2004年07月26日

映画雑誌を読む(8月)

定例の、購読映画雑誌からのトピックスチェックです。

「PREMIERE」(9月号)
・表紙は金城武。来月下旬公開の『LOVERS』からですね。『LOVERS』に関しては特集ページも組まれています。
・別冊付録に『ヴァン・ヘルシング』。日本でヒットするんですかね、この映画?
・その他、トヨエツ(『丹下左膳』)、柳楽優弥(『誰も知らない』)、キルステン・ダンスト(『スパイダーマン2』)、ヴィン・ディーゼル(『リディック』)等のインタビュー特集あり。
・今月のレビュー対象作品で気になったのは、『スパイダーマン2』、『ぼくセザール』、『マッハ』くらいかなぁ。ミニシアター系で気になる作品がちらほらあるけど、正直今月は不作かな。

「DVD&ビデオでーた」(8月号)
・『LOTR 王の帰還』発売に先駆け、別冊付録でシリーズの総復習的な特集が。
・先月が豊富すぎた反動か、今月の新着情報はかなり不作。というか、取り上げるタイトルが一本もない・・・。

投稿者 shaw : 01:08 | トラックバック

「ユナイテッドシネマ としまえん」

先日オープンしたばかりの「ユナイテッドシネマ としまえん」が実は今の住処から意外と近い(自転車で35分くらいでした)、ということがわかったので、今日自転車で行ってきました。

豊島園、初めて行った場所なのですが、遊園地とセットになったプールが、炎天下の中でとても魅力的でした。が、今日の目的はあくまでも映画館。

さて、この「ユナイテッドシネマ としまえん」の今日の見所は2つ。先日まで東劇で公開されていた『ゴッド・ファーザー』のデジタル・リマスター版がこちらでも公開中であること、そして、HPによると「世界初」らしい「振動するシート」ことウィンブルシートとはどんなものなのか?ということです。

『ゴッド・ファーザー』はうまく時間の都合がつかなかったので諦めて、せめてウィンブルシートを体験してみたかったのですが、その上映作品が『キング・アーサー』だったのでこちらもパス(面白くなさそうだから・・・)。ただ、2階にある予告が流れている休憩所みたいな場所が、このウィンブルシートの体験場所になっていたので、早速視聴してみました。するとですねー、予告映像の音響に合わせて座席が微振動するじゃないですか!(って、そのための椅子なんですが)。これ、面白いです。20分くらい、ボケーっと予告を見つづけてしまったんですが、椅子のつくりがいいからか、特に疲れることもなく、いやむしろマッサージされるような感じでとてもリラックスできました。

と、映画本編をこの座席で観たわけじゃないのですが、結構気に入ってしまいました。今度は対応作品が面白い作品のときを選んで、実際に観てみたいなぁ、と本気で思いました。

体験できる場所がとても限定されているので、誰もが行けるわけではありませんが、近場に住んでいる映画好きな方は是非一度足を運んでみるのもいいかと。

投稿者 shaw : 00:08 | トラックバック

2004年07月19日

有楽町ビックカメラにて

仕事をしに会社に向かう途中、有楽町ビックカメラに立ち寄ってみたところ、DVDの安売りをやってたのでちょっと物色してきました。

目玉はおそらく「踊る大捜査線 THE MOVIE2」。たしか定価が4700円(税抜き)のはずですが、それがなぜか1980円の大安売り。買うつもりはまったくなかったのに、ついつい勢いで購入しちゃいました。。

coverで、悩んだのがこれ。実は約一年前にも同じように悩んで、その時は結局購入を見送り、少しばかり後悔したんですが、またもこのBOXが同じ価格(19800円)で私の目の前に立ちはだかったのでした。

うー、やっぱり欲スぃー・・・。けど、お金が。。これ以上俺を苦しませないでクレー。

手持ちが足りないので、その場を立ち去りそのまま会社に来て、そのことを思い出しながらこのエントリーを書いている(おまえはいったい何をしに会社に行っているんだ!というツッコミはやめよう)のですが、依然として葛藤は続くのであった・・・。さっきエントリーした山中貞雄BOXといい、今買わないといずれ購入できなくなる気がするしなぁ。。どうしよう、トホホ。

投稿者 shaw : 16:54 | トラックバック

『丹下左膳・百万両の壺』

covereiga.comの新作映画評で『丹下左膳・百万両の壺』が取り上げられていましたね。普段滅多に邦画を見ない私ですが、この映画はちょっと観たいなぁ、と思ってます。

というのはですねー、この作品は『丹下左膳餘話 百萬両の壷』のリメイクなんですけど、このオリジナルの方を長いこと観てみたい!と思いつつその夢がかなっていないことも大きな要因だったりするんですよ。どこのレンタル屋にも置いてなくて・・・。古い映画の名作って、観たくてもその手段がないことが多くて悲しいです。

で、話を元に戻すんですが、上のeiga.comの映画評を読んでいて衝撃の事実が!!
あー、大げさですね。いや、最後の一文に「DVD化された山中版もぜひ!」ってあるじゃないですか。すみません、毎月DVD情報をチェックしているはずなのに、このこと知りませんでした。

早速amazonで調べてみると・・・。
ありました、これですね。み、観たいなぁ。。でも8400円、ちょっと高い・・・。でも、観たいしなぁ。と、先ほどから葛藤を続けながらエントリーをしている私なのでした。

あぁ、どうしようかな。

投稿者 shaw : 12:22 | トラックバック

2004年06月26日

映画雑誌を読む(7月)

定例の、購読映画雑誌からのトピックスチェックです。

「PREMIERE」(8月号)
・表紙はダニエル・ラドクリフ。いわずとしれた『ハリー・ポッター』少年ですね。私、まだ観たことないですけど。
・今月の目玉は、カンヌ映画祭の結果を含めた、フランス映画特集。なんのひねりもない感想ですが、はやく『華氏911』が観たいです。
・今日から公開の「ハリポタ」にもけっこうページを割いての特集を。あまり興味がないんだよねぇ。。
・期待の夏映画の紹介も。『スパイダーマン2』は観ちゃったから、あとは『LOVERS』くらいかなぁ。
・今月のレビュー対象作品で気になったのは、『アメリカン・スプレンダー』、『ブラザーフッド』、『スチームボーイ』、『子猫をお願い』、『ワイルド・レンジ』に『霧の中のハリネズミ』といったあたりですか。気になる作品は多いんですが、楽しみな映画はそれほどなかったり・・・。
それと、個人的に最近PREMIEREが以前ほど面白くない気がしてます。記事の質が下がった?

「DVD&ビデオでーた」(7月号)
・特別付録は特になしです。
・今月の新情報は豊富。いや、正直財布がやばい。
『シービスケット』(8月18日、3990円)
『スクール・オブ・ロック』(9月17日、4179円)
『殺人の追憶』(8月27日、3990円)
『ドラムライン』(8月20日、4197円)
レンタルで
『クジラの島の少女』(6月25日、4935円)
『ラブ・アクチュアリー』(6月23日、3990円)
といったあたりですかね。ちょうど年末年始にどどんと公開された名作が一気にDVD化した、という感じですね。さらに、7月には『LOTR』や『ミスティック・リバー』の発売も控えているので、購入作品を厳選しなければ・・・。

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2004年06月03日

話題作『スーパーサイズ・ミー』

昨日のディートリッヒネタに引き続いて、今日もeiga.comのbuzzからネタを1つ。今年のサンダンス映画祭でかなり話題になった『スーパーサイズ・ミー』が取り上げられていました。今週のランキングも合わせて見てみるとわかるのですが、アメリカで公開されて4週目にしてついにTOP10にランクインしてしまいました。

この作品、最近話題になることが多いので既にご存知の方も多いと思いますが、一口に説明するなら、マクドナルドを1ヶ月間食べつづける(マクドナルドしか食べない!)とどうなるのか、という実験を監督自ら実践してしまう、というとんでもない話です。
発想が凄いというかばかばかしいというか、けどもっとも説得力もある話題で、実際アメリカのマクドナルドから映画タイトルにもなっている「スーパーサイズ」(日本には存在しない特大サイズ)がなくなるらしいです。

映画で取り上げられて実社会に反映された例として、マイケル・ムーア監督の『ボーリング・フォー・コロンバイン』でのKマートが銃弾の取り扱いを止めたというエピソードを思い出しましたが、やっぱり映画という大衆娯楽の影響力って大きいんだなぁと改めて思ったわけでした。そういえば、『スーパーサイズ・ミー』というタイトルを初めて聞いた時、なんとなくマイケル・ムーアの長編デビュー作『ロジャー・アンド・ミー』を連想したっけなぁ(あまり繋がりないけど)。

そんなこんなで、日本公開が結構待ち遠しい一本だったりします。公開はいつ頃かな?

2004年06月01日

『スチームボーイ』BLOG

今、ココログのTOPページでもクローズアップされてますが、『スチームボーイ』のBLOGが立ち上がってますね。
ちょっと前に、『アップルシード』の公式サイトの一部にMovableTypeが使われていて、こういう映画の宣伝方法もありかな?と思ったりしたのですが、BLOGが世間に浸透しつつある現状を考えると、今後ますます増えるかもしれません。
確かに、現場の生の声を手軽に届けるにはいい方法なのかもしれないですね。

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2004年05月30日

映画雑誌を読む(6月)

ちょっと遅くなりましたが、購読映画雑誌からの気になるトピックのチェックです。

「PREMIERE」(7月号)
・表紙はジェイク・ギレンホール。『デイ・アフター・トゥモロー』主演だからですね。
・別冊付録に「ショートショートフィルムフェスティバル」特集。さすがにこの分野に興味を持つほどの映画マニアじゃないです、私は・・・。なのでパラパラめくって終わりです。
・他に、韓国映画特集も。6月は『シルミド』、『ブラザー・フッド』という韓国で大ヒットした映画が立て続けに上陸しますが、さて出来はいかほどでしょーか。俳優特集では、ペ・ドゥナの笑顔がまぶしすぎる!
・『トロイ』も大きく取り上げられていましたが、いまいち興味が持てないんですよねー。このままスルーしちゃうかも。
・今月のレビュー対象作品は小粒でちょっと物足りない感じ。『シルミド』、『レディ・キラーズ』あたりですかね、気になる作品は。『レディ・キラーズ』はいまいち評判が良くないですねぇ・・・。

「DVD&ビデオでーた」(6月号)
・付録は『踊る大捜査線 THE MOVIES2』の特集。DVDもだいぶ売れるんでしょうかねぇ。
・気になる新作情報は
『ジョゼと虎と魚たち』(8月6日、4935円)
だけでした。財布の紐がきつくなるのはいいことだけど、なんか寂しいですねぇ。

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2004年05月29日

『ビッグ・フィッシュ』その後

先日、『ビッグ・フィッシュ』を試写の立会いついでに鑑賞したというエントリーをしたところ、今現在で6個ほどトラックバックをいただきました。普段あまりトラックバックを他のサイトに飛ばすこともしないし、このエントリー自体ごく普通のコメントなので、6個もトラックバックがついたのが驚きを通り越してとても不思議なのですが、読んでくれている人がいるというのは悪い気はしないですね。

その『ビッグ・フィッシュ』公式サイトのBBS、好意的な書き込みが多くて、読んでいてなんだかうれしくなりますね。まぁ、公式サイトのBBSはえてしてそういう傾向はあると思いますが、『ビッグ・フィッシュ』のBBSに関してはティム・バートンファンや日ごろから映画を見慣れている映画好きからの温かいコメントが多く寄せられているようです。私、最近とある別映画のBBSも突貫作業で作成したんですが、こちらは試写会の直前でいろいろな配慮(!?)によりボツになったという経緯があって、そんなこともあって好意的な意見を多数目にするだけで充実感がわいてきたりするんですよね。

他には、「バートンが大人になっちゃったようで残念」的なコメントもたまに混ざっていて興味深くもあり。私はあまりティム・バートン映画をみていないので、その辺実感することがあまりないのですが、意外とこういう認識の方が多いところを見ると、今後のティム・バートン作品にも少なからず影響がありそうです。次回作は『チョコレート工場の秘密』でしたっけ?

あー、なんだか眠たくて何が言いたいのかわからなくなってきた・・・。もう寝ます。。

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2004年05月28日

エンニオ・モリコーネ来日

cover今日の読売の夕刊を読んで知ったんですが、今度エンニオ・モリコーネが来日してコンサートを行うそうですね。
モリコーネを代表する映画音楽、人によって思い浮かべるタイトルは様々かもしれませんが、私はなんといっても『夕陽のガンマン』、『荒野の用心棒』に代表されるマカロニ・ウエスタンに用意した楽曲が最高だと思います。マカロニなウエスタン映画、個人的にはそれほど好きじゃなかったりしますが、それなのにとても印象に残っているのはモリコーネの口笛メロディーがあまりにも強烈でカッコ良いからに違いない、と私は思う。

で、amazonで検索かけたら、関連CDが沢山あることを知りました。BEST盤も沢山あるようなので、評判の良いアルバムでも買ってみようかな。

投稿者 shaw : 18:02 | トラックバック

2004年05月01日

『ユージュアル・サスペクツ』のDVD

昨日、ちょっとした驚くべき事実(←大げさ?)が発覚。

仕事で「ユージュアル・サスペクツの再販予定はないのですか?」という問い合わせを目にして、気になったので調べてみたのですが、なんと現在『ユージュアル・サスペクツ』のDVDって廃盤になっていて、手軽に入手できないようなのです。

こういうときに役立つのがヤフオクとアマゾンで、ちょっと確認してみたところ、
Yahoo!オークション
amazon.co.jp
な、なんとプレミアがついてるじゃないですか!

私、初めて購入したDVDがこの『ユージュアル・サスペクツ』だったりするんですが、その時は中古で2500円くらいでしたよ、確か。かなり好きな映画で手放すのはもったいないですが、現時点でこれだけ価値があるなら売っちゃって一儲けというのもありかも、なんて思っています。いずれトールサイズで再販されるだろうし、そうなると↑のような価格はありえないでしょうからねー。

しかし、これだけの名作のDVDが簡単に手に入らない、という事実は意外ですねぇ。。

投稿者 shaw : 16:38 | トラックバック

2004年04月25日

インファナル続編の邦題

今、職場で聞いたところによると、
『インファナル・アフェア』の続編(9月公開)の邦題が『伝説誕生 インファナル・アフェア』に決まったらしいです。
えーと、どうなんですか、このセンスのなさは。
正直それはないだろう、と思うのですがねー。

もともと、『インファナル・アフェア』という英題をそのままカタカナにした邦題もわかりにくいなぁ、と思っていましたが、それに「伝説誕生」とつけたところでいまいち感が大きくなっただけのような。どうせなら原題の『無道間2』のほうが雰囲気がでるような?気もしますが、いかがですかねぇ。

投稿者 shaw : 21:45 | トラックバック

映画雑誌を読む(5月)

定例(でもないか・・・)の、購読映画雑誌からの気になるトピックのチェックです。

「PREMIERE」(6月号)
・表紙は、『コールドマウンテン』の主演3人。私はあまり観たいという気が起こらないんですが、作品のできの方はどうなんでしょうかねー?
・先月号で編集長が交代になったからか、また誌面の感じが代わりましたね。
・特集は『コールドマウンテン』、『スクール・オブ・ロック』のジャック・ブラックインタビューに、メイキング・オブ・エイリアン他。
・気になるレビューは、ダントツで『スクール・オブ・ロック』。前に一度このBLOGでも触れましたが、前評判のよさがレビューにも反映されてました。早く観てー。
他には、『21グラム』、『ミッシング』、『スイミング・プール』、『永遠のモータウン』あたりが面白そうです。全米騒然の『パッション』や、『キル・ビル Vol.2』は個人的にはパスかな。

「DVD&ビデオでーた」(5月号)
・付録は『エイリアン』特集。あ、PREMIEREの特集とかぶってますね。いまさら何がそんなに注目されるんでしょうかねー。ホラーもSFも興味がない私にはいまいち理解不能。
・気になる新作情報は、
『LOTR 王の帰還』(7月24日発売、4935円)
『ミスティック・リバー』(7月9日発売、3129円)
『アメリカン・パイ3』(6月23日発売、3990円)
『ほえる犬は噛まない』(5月2日発売、4935円)
といったところですかね。

2004年04月22日

FOXの「WESTERN COLLECTION」

今日、仕事でDVDサイトを巡っていたら、FOXHEサイトで↓の特集ページを見つけました。
WESTERN COLLECTION

先日のエントリーでも軽く触れたとおり、『荒野の決闘』の初DVD化は知っていたのですが、他に『拳銃王』や『ヴェラクルス』といった気になるタイトルも同時リリースのようで。これはやヴァいです、個人的に。久々にDVDで散財の予感が・・・。

これまで、極力このジャンルのDVDは買わないようにしていたのですが、これを気に『大いなる西部』とか、ウエスタン映画の好きなタイトルを衝動買いしてしまいそうでちょっと恐いです、自分が。

2004年04月17日

映画雑誌を読む(4月)

今月に入って、全くといっていいほど映画を観ていないので、どのくらい鑑賞予定の映画が溜まっちゃているかなと思ってPREMIEREを読み返していたら、そういえば先月の映画雑誌エントリーをしていなかったことに気づきました。これ、自分の備忘録として何気に役立っているんですよ、実は。

ということで、前置きが長くなりましたが、購読映画雑誌から気になったネタのピックアップです。

「PREMIERE」(5月号)
・表紙はティム・バートン。『ビッグ・フィッシュ』の公開が迫ってきているからでしょう。
・編集長が、これまでのグレゴリー・スターさんから中山清美さんにバトンタッチになったようです。
・特集は、表紙を飾ったティム・バートンインタビュー。なかなか読み応えがあります。あと、「サンダンス映画祭」の結果も。
・レビューで気になったのは、『ビッグ・フィッシュ』、『殺人の追憶』、『イノセンス』、『真珠の耳飾りの少女』、『ロスト・イン・トランスレーション』、『恋愛適齢期』、そしてアカデミー賞の外国語映画賞を受賞した『みなさん、さようなら』。ほ、豊作だ!というか、どう考えてもこんなに観れません。。
この中でも何に驚いたかというと、レビュー採点者全員が『ビッグ・フィッシュ』に満点をつけていたこと。いろんな意味でPREMIERE5月号は『ビッグ・フィッシュ』祭りだったようです。その割りに、世間での注目度がとっても低い気がするのは私だけ?

「DVD&ビデオでーた」(4月号)
・付録は『フレディVSジェイソン』のDVD発売を記念して『エルム街の悪夢』、『13日の金曜日』シリーズの総まとめになっています。ホラーには興味がないから・・・。
・気になる新作情報は、なんといっても『スター・ウォーズ』旧3部作のDVD化速報。やっと、発売されますねー。発売は9月とのことです。
・ピクサー作品のDVDが、期間限定で1980円で発売される模様。実は私、ピクサー作品を1本も観たことがないので、いい機会かもしれない。
・その他には、
『イン・アメリカ 三つの小さな願い事』(7月2日発売、4179円)
『荒野の決闘』(5月21日発売、4179円)
『イン・ディス・ワールド』(5月21日発売、3990円)
といったところが気になる作品ですかね。『荒野の決闘』は何度も観ているのですが、DVD発売となると買ってしまいそうな予感。

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2004年03月13日

『犬神家の一族』

久々にレンタルビデオ屋に寄ってきました(正月休み以来かな)。

目的は『犬神家の一族』。何人かの人から勧められてた作品なんですが、どうもきっかけがなくて未見のままだったのに、無性に見たくなってきたのでやっと重い腰をあげたというか。
けっして、きっかけはこのトピックスではありません(笑)

で、いざ借りようと思うと置いてないんですよねぇ、これが。最寄りの駅から近い2つの店に寄ってきたんですが、どちらも「残念ながら・・・」との返事。借りられないとなると、ますます見たくなるんですが、もう夜も遅いので今日は諦める事にしました。
代わりに何か借りてこう、と思ってうろうろしてたら、血迷って『シベリア超特急』(未見)を借りてしまうところでしたが(危ない、あぶない)、思いとどまって『東京物語』と『生きる』の超名作の2本をレンタル。今週末はまったりいきたいと思います。

投稿者 shaw : 02:21 | トラックバック

2004年03月01日

『インファナル・アフェア』にレオ?

今、職場を駆け巡った情報なんですが、なにやらハリウッドリメイク版『インファナル・アフェア』の配役がブラッド・ピッドとレオナルド・ディカプリオに決まったらしいとのが。先日はブラピとロバート・ダウニーJrらしい、という情報を得たばかりだったんですが、今日の情報はまったく別のソースで、現状でどの噂が本当なのか私にはわかりません。ただ、監督をマーティン・スコセッシがやるらしいというのが現状で有力なので、ディカプリオという配役も十分ありえそうです。

噂を聞くほど、いかにもハリウッド的な大作になりそうで、嫌な予感がどんどん膨らむなぁ。。ていうか、なぜこんなに『インファナル・アフェア』の情報に振り回されてるんだ、俺。

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2004年02月22日

『インファナル・アフェア』DVD

先ほど、DVDで再見しました。劇場鑑賞を含めてこれで3度目になりますが、やっぱり素材がいいからか飽きることなく楽しめました。繰り返しの鑑賞に堪えうる数少ない作品の1本になりそうです。

以下、ネタばれありなので、未見の方は読まないように。

投稿者 shaw : 11:40 | トラックバック

2004年02月21日

映画雑誌を読む(3月)

いつもどおり、購読映画雑誌から気になったネタのピックアップです。

「PREMIERE」(4月号)
・表紙はジョニー・デップ。表紙になるような映画出演あったかな?と思いましたが『レジェンド・オブ・メキシコ』の公開が控えているからですかね。それだったらなんでバンデラスじゃないの?とも思うんですが・・・。まぁどうでもいいですが。
・特集は、授賞式を一週間後に控えたアカデミー賞について。点数式の予想と、過去のさまざまなデータはありがちといえばありがちですが、なかなか面白かったです。
・レビュー作品で気になったのは、『エレファント』、『グッバイ、レーニン!』、『大脱走』のリバイバル、『ドラムライン』、『わが故郷の歌』、あと、一応『マスター・アンド・コマンダー』といったところでしょうか。お、結構多いなぁ。どのくらい観にいけるかは結構微妙。
・押井守のインタビュー、私は流し読みしかしてませんが、興味のある方には面白いかも。

「DVD&ビデオでーた」(3月号)
・今月号はごつごつした付録がついていて、家に帰るまでいったい何が入っているんだろう?と気になってましたが、招待は「3Dメガネ」(笑)。そう、あの青と赤の透明シートのメガネです。『スパイキッズ3』の見開き特集のためにわざわざこれをつけるとは。。誌面は本当に飛び出して見えたので、ちょっと面白かったですが。
・気になる新作は今月もほどんどないのですが、
劇場で見逃した『東京ゴッドファーザーズ』(4月28日発売、4700円)は観ておきたいかな。速報ページで『マトリックス レボリューションズ』の特集がされてましたが、買うことはないだろうなぁ。最近欲しいと思うDVDがあまりなくて、私の財布的にはうれしいことなんですが、なんとなく寂しい感じも。

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2004年02月06日

『スクール・オブ・ロック』の評判

職場で仕事をしていると、いろいろな映画の風評が伝わってくるのですが、最近だと『スクール・オブ・ロック』という作品の評判がすこぶる良いようです。
全米公開時も初登場1位、その後も順調に興収をのばした作品ではあるのですが、コメディというジャンル柄下手をすると日本ではまったくヒットしない、という可能性もおおいにあるはずなんですよね。ところが、試写をみた方々の話をちらっと聞くかぎりでは爆笑できる面白い映画だ、という好評ばかりが耳に入ってきて、批判的な話は全然耳に届いてきません。

私自身、この作品について知っている知識は「ジャック・ブラック主演、リチャード・リンクレイター監督作で、ロックを扱った爆笑コメディ」という程度で、漠然としたイメージしかありませんが、これだけ近場で評判がいいと期待せずにはいられませんね。私は、ジャック・ブラックという俳優は『ハイ・フィデリティ』という映画(これ、傑作なので未見の独身男性には強くお薦め)しか観たことないですが、この作品だけで十分コメディアンとしての素晴らしさは伝わってきたので、おそらく『スクール~』でも適役だったんでしょう。逆にリンクレイター監督、というのがイメージと大きく違うんですけどね。

タイトルを見るとわかるように、ロックを扱った映画のようなので、音楽(とくに洋楽のロック)に思い入れがあるとさらに楽しめるんでしょうけど、私自身洋楽を全然聞かないのに『あの頃ペニー・レインと』や前述『ハイ・フィデリティ』といった洋楽マニアが好みそうな映画が大好きだったりするので、その辺りもあまり問題にならないことを期待して、公開日を待つことにします!

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2004年01月31日

映画雑誌を読む(2月)

少し遅くなりましたが、毎月恒例の映画雑誌から気になる話の抜粋です。

「PREMIERE」(3月号)
今月号から、誌面がリニューアルされました。
・特集は「HOLLYWOOD STYLE」。往年の大スターを引き合いに出して、「衣装」に着目した企画。時代性も垣間見えて、なかなか面白い特集でした。スティーブ・マックィーン、やっぱりカッコイイ!!
・レビューで気になった作品は、『LOTR 王の帰還』、『シービスケット』、『半落ち』、『ニューオーリンズ・トライアル』あたりかな。『ニューオーリング・トライアル』はやたらと豪華なキャスティングですが、思ったほど評判がよくない感じで、現時点では微妙。久々のレイチェル・ワイズが楽しみなんですが。。

「DVD&ビデオでーた」(2月号)
気になる新作は
・『24 TWENTY FOUR シーズンⅡ』(レンタルのみ、セルは5月28日)
・『ラブ・チャップリン!コレクターズ・エディション②』(3月21日発売、23500円)
・『独眼流正宗 完全版①』(1月23日発売、42000円)

珍しく、新作情報の中で欲しいDVDが何もない!観ておきたいのはいろいろあるんですけどね。お金がかからない月になりそうで、ちょっとうれしい。チャップリンや正宗のBOX、買う気はないけど、かなりあこがれます。
そうそう、『24』のシーズンⅡはもっとあとかなと思ってたのですが、想像してたより早いリリースになるみたいですね。シーズンⅠの最終巻でちらっと見た予告だけでは、どこまで期待していいのか微妙な感じですが、なんだかんだ言いながら結局は観てしまいそうな。。

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2004年01月28日

賞レース・ウォッチBLOG

eiga.com で「賞レース・ウォッチ」というコンテンツが立ち上がってました。

このBLOGでも、折に触れてはアメリカの賞レースのノミネートや結果の報告をしてきましたが、上記コンテンツのようにアカデミー賞までの全ての賞が一まとめになっているのは便利だなぁと思いました。

もう既にアカデミー賞のノミネートも発表されて、結果発表まで約1ヶ月ということを考えると、もう少し早くにサイトが立ち上がっていたらもっとうれしかったんですけどね。
しかし、資料としての価値はあると思うので、今後アカデミー賞の予想の道具として使わせていただきたいと思います!

投稿者 shaw : 22:47 | トラックバック

2004年01月24日

新文芸坐で

池袋の新文芸坐、見逃した映画やスクリーンで見てみたかった映画をよく流してくれるので、スケジュールをちょくちょくチェックしているのですが、今さっき確認してみたところ今日のオールナイトは凄いことに!

「イノセンス」公開記念 押井守ワンマンショー

機動警察パトレイバー 劇場版(1989/バンダイビジュアル) 22:30~0:30
機動警察パトレイバー2 the Movie(1993/バンダイビジュアル) 0:40~2:35
GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊(1995/講談社) 2:45~4:05
アヴァロン(2000/ヘラルド)脚本:伊藤和典 4:15~6:00

くぅぅ、体調が万全だったら間違いなく観にいったのに。。混むんだろうなぁ、やっぱり。

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2004年01月10日

映画の邦題

今、eiga.comのTOPページを開いたら、画面上部に表示されるバナーがたまたま『N.Y.式ハッピー・セラピスト』という映画のものでした。こんな映画聞いたことないなぁと思ったんですが、バナーには主要キャストと思われる二人の顔が。よくよく見てみるとどうもジャック・ニコルソンとアダム・サンドラーのようです。
そこではじめて、アメリカ公開時に日本では「アンガー・マネジメント(原)」と表記されていた映画だと気づきました。てっきり原題のままだと思い込んでいたので、ちょっと驚きました。なかなか思い切った邦題にしたものです。この邦題がいいほうに影響が出るといいんですけどねー。
日本ではいまいち受けの良くないアダム・サンドラー主演の映画ですが。。

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2003年12月28日

『ドッグヴィル』とローレン・バコール

今日、シャンテ・シネで『イン・アメリカ』を観てきたのですが、その時劇場予告で『ドッグヴィル』がながれてました。
まぁ、ぜんぜん私好みの作品じゃなさそう(ラース・フォン・トリアー監督の作品は、私の肌に合わないと思う)なので全く注目してなかったんですが、その予告の中で、ローレン・バコールの名前が出てきてとてもびっくりしました。まだ現役だったんですね。家に帰ってからallcinemaで検索してみたらまもなく80歳ですよ。いやはや、大したものです。

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映画雑誌を読む(12月)

なんだかものすごく今更感があるんですが、気になったので本来なら一ヶ月以上前にまとめる予定だった、一ヶ月前の映画誌情報を。。

前のエントリー同様、「PREMIERE」と「DVD&ビデオでーた」から抜粋です。

「PREMIERE」(1月号)
・巻頭特集は『インディー・ジョーンズ』シリーズのBOX発売を記念して当時を振り返る、というもの。私もこのBOX買っちゃいました。
・レビューでは、『ファインディング・ニモ』、『マトリックス レボリューションズ』、『イン・アメリカ』、あとマイナーなのでは『息子のまなざし』あたりの評判がいいようです。『ニモ』は大ヒット中ですがまだ見てないです。そんなに面白いんスかねー。で、『レボ』は評価高すぎかな?改めて読み返してみて『息子のまなざし』を見落としていたことに気づきました。ユーロスペースでまだ公開中ですか。どうしようかな。。
・付録は俳優写真入り2004年カレンダー。正直いらないんですが、ジェームズ・ガンドルフィーニは渋くてカッコいいです。
・もう一個の特集は、過去の冒険もの作品のBEST30。企画としていまいちかな。

「DVD&ビデオでーた」(12月号)
気になる新作情報は、
・『HERO』(1月23日発売、通常版は3790円)
・ラブ・チャップリン!コレクターズ・エディション(1月23日発売、28200円!)
チャップリンのBOXは値が張りますが、その価値は十分にありそう。
あと、欲しいわけじゃないですが、劇場で見逃して気になっているのは
・『アダプテーション』(2月6日発売、3800円)
・『トーク・トゥー・ハー』(2月16日発売、3800円)
・『トゥー・ウィークス・ノーティス』(2月6日発売、2980円)
・『エデンより彼方に』(1月22日発売、3800円)
あたりでしょうか。どれも私の中では微妙な作品なんですが。
それと、もう店頭に並んでいる『ローマの休日』のデジタル・ニューマスター版がほすぃー。

投稿者 shaw : 00:44 | トラックバック

2003年12月27日

映画雑誌を読む(1月)

これまでどおり、「PREMIERE」と「DVD&ビデオでーた」から気になった情報を抜粋。ちょっと遅くなったけど。

「PREMIERE」(2月号)
・特集は『LOTR 王の帰還』。付録の「今だから知りたい事柄50」も含めて、かなりのボリュームがあります。
劇場の最終予告の出来もすばらしいし、アメリカでの興収もかなり良いし(シリーズ中一番上映時間が長いのに、公開一週目の成績は一番いいみたい)で、期待は膨らむばかりです。
・今月のレビューで評価が高かった作品で、興味を持った作品は、『ミスティック・リバー』、『25時』、『MUSA』、そして『サウンド・オブ・ミュージック』。今月は豊作だ!
『ミスティック・リバー』、『サウンド・オブ・ミュージック』の評価がやたら高いのはおいておいて、伏兵『MUSA』の評価が思ったより高めで、見に行こうか迷ってます。日本であまりにも注目が低いから、その程度の作品なんだろうと決めてかかってましたが、実際はどうでしょうか。
・2004年上半期の注目作品特集は、今後のラインナップが一目で確認できて便利。現在の私の注目作品は、『21グラム』、『BIG FISH』、『エレファント』、『スパイダーマン2』といったあたりですねー。

「DVD&ビデオでーた」(1月号)
・表紙は『ターミネーター3』。まだ観てない。。
新作情報で気になったのは
・『インファナル・アフェア』(2月18日発売、3800円)
・『ロスト・イン・ラマンチャ』(2月27日発売、3800円)
くらいかな。『インファナル・アフェア』は、一部の国で使われたという別エンディングが特典で付くとうれしいんですが、その情報はでてませんでした。どうなんでしょ、アスミックさん。

2003年12月01日

ケイリー・グラントとジョージ・クルーニー

昨日一日のアクセスログを確認してみたら、検索語句レポートにこんなキーワードがありました。

「ケイリー・グラント 似ている クルーニー」

試しにこのキーワードでググってみると確かに私のサイトが引っ掛かるのですが、こんな文章を登録した記憶は当然なくて、9月のアーカイブページにたまたま上の3つの単語が含まれているのが検索された原因のようです。

で、本題は何かというとですね、今までそんなふうに思ったことは一度もなかったんですが、言われてみるとケイリー・グラントとジョージ・クルーニー、確かに似ているかもと妙に納得したんですねー、私。髭の濃くないジョージ・クルーニー = ケイリー・グラント、そんな感じです。

まぁ、それだけなんですが、ふとライコスがなくなる前の特集で、変なキーワードランキングみたいなことをやっていて大いに笑ったことを思い出しました。世の中、自分には発想すらできないキーワードで検索エンジンを活用する人が沢山いるようで。
実は、こういう一見変なキーワードにこそ逆転の発想のきっかけがあるのかもしれませんね(←お、なんだか百式ふうにまとまった!)

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2003年11月24日

3連休

しばらくぶりに仕事のない3連休でした。うれしい。

最近夜になるとだいぶ部屋が冷えるので、部屋の掃除と一緒にコタツもひっぱりだしてしまいました。まだ早いかなー。
で、この3連休はコタツでぬくもりながら次の5本の映画を鑑賞(1本は映画館ですが)。

『NARC ナーク』
『ラスト サムライ』
『千と千尋の神隠し』
『不眠症 -インソムニア-』
『暗黒街の顔役』

振り返って思うに、この共通点のなさに自分でも凄いと思う。
『ナーク』の感想はもうエントリー済みですが、他の作品についても随時まとめていきたいと思います。

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2003年11月23日

DVDコレクション

先日、職場のかたといつものように映画の話をしていて、流れでDVDの話になったんで、「私もそろそろ大台突破ですよ」と話したんですが、ちょっと気になって今DVDのリストを再整理してみたらすでに100タイトルに達してました。

冷静に考えると、DVD購入にいくら無駄金を使ってしまったんだろう、と思わないでもないんですが、せっかく高い金はたいて5.1ch環境を整えたんで、ついついDVDでゆっくりと映画を鑑賞したくなるんですよねー。日ごろ貧乏している原因は、この辺りにもあることはわかってはいるんですが。。

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2003年10月27日

映画雑誌を読む(11月)

先月同様、「PREMIERE」と「DVD&ビデオでーた」から気になった情報をまとめてみました。

「PREMIERE」(12月号)
・巻頭特集は『ラスト・サムライ』。う~ん、微妙。。
・今月のレビューで評価が高かった作品で、興味を持った作品は『イン・ディス・ワールド』と『真実のマレーネ・ディートリッヒ』。前者はこの号を読むまでタイトルすら知りませんでしたが(ベルリン映画祭でグランプリとっているんですけどね)、なかなか期待できそうです。後者は、実はディートリッヒのファンだから、ということで。そんなに主演作は観てないですが。
今月も全体的に不作気味・・・。
・ホラー映画特集は、個人的に全然興味がないので、響きませんでした。
・今年の東京国際映画祭、どうなんでしょうかねー。現時点で気になる作品はあまりないです。

「DVD&ビデオでーた」(11月号)
欲しい作品は、
・『シティ・オブ・ゴッド』(12月21日発売、3980円)
・『茄子 アンダルシアの夏』(12月21日発売、通常版4800円)
・『インディー・ジョーンズ』コンプリートBOX(11月7日発売、9800円)
・『WATARIDORI』(11月7日発売、4700円)
といったところですね。
『アンダルシアの夏』は、1時間ちょっとのアニメなのにこの値段は反則ではないでしょうか・・・。『WATARIDORI』はリラクシゼーションフィルムとして良さげかな。映画館でも寝ちゃったし。いい作品なんですけどね。

投稿者 shaw : 01:34 | トラックバック

2003年10月10日

eiga.book 特別版 まもなく発売!

このBLOGでもたびたびネタ元として使わせていただいている映画サイト「eiga.com」から、公式ブック第二弾が発売されます。
eiga.comのサイト内でも告知が始まっていますね。

「eiga.book special issue マトリックス完全制覇!」

春先に出版された「eiga.book(エイガ・ドット・ブック)」の増刊号的な本で、まもなく公開される「マトリックス レボリューションズ」の大特集号です。詳しいことは、上記URLを参照してみてください。
ちょうど一週間後の10月17日(金)に販売開始です。興味のあるかたは、手にとって読んでみてはいかがでしょうか?

投稿者 shaw : 14:40 | トラックバック

2003年10月07日

ポール・ニューマンと『スティング2』

先日から、『ザ・ミッション 非情の掟』という香港映画を探していて、夜な夜なレンタル屋を巡っています。しかし、何件か廻っているのですが、全然見つかりません。ネットで作品情報を軽くチェックしてみたところ、かなり評判が良いようなので、すぐに見つかると踏んでたんですが。。

ところで、初めて入るレンタル屋って、どこにどんな作品が置いてあるか把握するだけで時間がかかって、目的の作品を見つけるのって骨が折れる作業ですよね。しかも店によってはその並びの法則がめちゃくちゃで、嫌になりますよね。以前、シネマスケープのコメンテータであるペペロンチーノさんという方のコラムで、「狼よさらばを探して」という話を読んで、もの凄く共感したものです。

さて、今日はじめて入ってみたレンタル屋は、場所は狭いながらも、作品の並びやチョイスにこだわりが感じられて、好感度大でした(目的のブツは見つからなかったんですが)。
個人的に、レンタル屋に対して好感を持つポイントになるのは、
・新作に偏らない。
・監督別・俳優別のチョイスが「今が旬」な人に偏らない。
・往年の名作の品揃えがまずまず。
・観たいけど未見、という作品が多い。
あたりになるのですが、今日入った店はこれらをほぼ満たしていて、いいところを見つけたなと思いました。

前フリが長くなりましたが、ここからが一応の本題です。
作品を探すため、一つずつ棚をチェックしていたところ、俳優別の棚に「ポール・ニューマン」の名前があって、これだけで近くの某TSUTAYAとは違うな、と感心してました。で、その中に『スティング』があるのは当然として、隣に平然と『スティング2』が並べられていたのを見て、妙にほほえましい気持ちになりました。まぁ、気持ちもわからなくはないんですが、続編とはいえ、キャストもスタッフも全く別の作品で、ポール・ニューマンも出演していないので、そこに置いてあるのはやっぱり変ですよね。ちょっとしたおちゃめを演出していたのかも、とか帰り道で考えたり。他の作品の並びがしっかりしているだけに、妙にそこに違和感を感じたのでした。まぁ、どうでもいいことなんですけどねー。
それ以前に、実は『スティング2』が置いてあるだけでちょっと凄いのかもしれませんが。。

投稿者 shaw : 02:39 | トラックバック

2003年10月04日

『シービスケット』壁紙

昨日、職場の先輩のPCの壁紙が馬がアップのものに変わっていて、なんの馬かなと思ってよくよく見てみると、『シービスケット』という映画の壁紙でした。これがなかなかいい雰囲気を醸し出していて私も欲しくなったので、早速USサイトに行ってみたら、沢山壁紙が転がっていました。だけど、先輩が使っていたものと同じのが見当たらなかったので、実は自作壁紙なのかもしれない。月曜日に聞いてみようっと。

ところで、この『シービスケット』という作品、日本での公開はまだちょっと先で、来年の2月の予定なので、まだそんな作品知らないなぁ、という人もいるかと思いますが、個人的に非常に期待している作品の一本です。どのくらい期待しているかというと、「今見てみたい映画を3本あげてみてください」と質問されたら、先日このBLOGでも紹介した『インファナル・アフェア』、『LOTR 王の帰還』、そして『シービスケット』と答えるくらい、つまり3本指に入るくらい期待しています。

なぜかわからないんですが、英語の予告を観るだけでも胸が熱くなってくるんですよね。早くもアカデミー賞候補と言われてたり(今の時期に候補といわれても、説得力はあまりないですが)、eiga.comで小西未来さんが大絶賛してたりで、期待は膨らむ一方です(最近こういう発言ばかりですね、俺)。
これまでに、何度原作を読んでしまおうか、と思い悩んだことか。今まで、映画公開前に原作を読んで得をしたことがないので、これだけは思いとどまってます。しっかし、公開は2月かぁ、先は長いなぁ。。

2003年10月03日

『ぼくの好きな先生』

今日、仕事で『ぼくの好きな先生』という映画の公式サイトのBBSでちょっとした修正頼まれて、その際に既にある書き込みを読んでいたら、結構本気で観たくなってきました。

ま、基本的に公式サイトのBBSへの書き込みは好意的な意見が多いものなので、
本気にしすぎると後で後悔することもあったりしますが、どうもこの作品は観たあとに心地よさが残りそうな予感がします。

ストーリーは、とある田舎の小学校で引退直前の先生と、先生を慕う子供たちとのふれあいを、ほのぼのと描いた作品のようで、合わない人には退屈な映画かもしれませんが、心に安らぎを覚えたい方にはお薦めではないでしょうか。実際にまだ見たわけではないので、下手なことは言えないのですが。

いつも参考にしているEIGA.COMの新作映画評でも「ドキュメンタリーの王道を突き進む傑作」と表現されていて、かなり期待できそうです。そういえば、PREMIERE誌でも評価が高かったような。

公式サイトのBBSを参考にしたかぎりでは、今はまだ劇場が混んでいる様子なので、
もう少し落ち着いてから観に行ってみようかと思っています。

投稿者 shaw : 01:59 | トラックバック

2003年09月21日

映画雑誌を読む

映画雑誌というと、「スクリーン」や「プレミア」、「ロードショー」、「映画秘宝」(ちょっと毛色が違うけど)といった最新作をメインにしたものや、「DVD&ビデオでーた」、「DVDぴあ」のようなDVDメインの雑誌誌など、いろいろありますね。理由は知らないんですが、これらの雑誌はみんな毎月20日ごろにいっせいに発売されるので、この時期は、いろんな情報がいっきに入ってきます。

私は現在「プレミア」誌と「DVD&ビデオでーた」誌を購読しています。
早速今月号を読んでみて、いろいろ気になった情報があったので、ちょっとピックアップしてみます。

・「プレミア」より
特集は、間もなく公開の『KILL BILL』とタランティーノ。個人的にはあまり気になる作品ではなかったりしますが。もう一つ、「音楽が忘れがたい名シーン71」がなかなか面白い特集でした。未見の映画が多く、どんな曲かわからないのが多かったですが、気になる作品がちらほら。
基本的に、プレミアで一番チェックしているのは新作評で、今月の批評対象作品は期待を抱かせるものがあまりなかったのですが、先日このBLOGでも取り上げた『インファナル・アフェア』の評判がとても高かったので、ますます期待が膨らみます。公開は10月11日から。

・「DVD・ビデオでーた」より
『LOTR 二つの塔』の発売が間もなくですね。
この作品、私は先行レイトショーで観にいったのですが、終盤のホビット二人とエントとのやりとりのいいところで、上映機の故障で10分くらい上映がストップし、水が差された苦い思い出しか残ってません。DVDにて、もう一度ゆっくり鑑賞したいと思ってます。
あとは、『インディ・ジョーンズ』シリーズのDVDBOX情報、生誕100周年記念ということで、小津安二郎の全作品DVDリリース、他に、アメリカのテレビドラマ『24』のリリース開始、あたりが気になるところですかね。

今月は、映画鑑賞・DVD購入による出費は、あまりなさそうかな。

投稿者 shaw : 23:16 | トラックバック

2003年09月19日

「映画に毛が3本!」

タイトルだけでは、知らない人には何のことだかわからないでしょうが、このBLOGでも何度か登場した黒田硫黄氏による、映画批評コラムをまとめた本です。
購入して読んでから、かれこれ一週間もたってからのレビューになってしまいました。

本のつくりとしては、1作品につき、1ページのコラム(文字情報)と1ページのマンガ(イラスト情報)からなっていて、全部で61タイトル取り上げられてます。共通して観ている作品がちょうど3分のⅠ、知らない映画が1割弱と、共感しながら読むにはぎりぎりのラインかな、というところです。

で、肝心の感想なんですが、似顔絵が微妙に(全然ともいう?)似ていないところが素敵です。私が黒田氏のマンガが好きな理由は絵の上手さにあるのですが、それを逆手にとって、あえて似ていないイラストを書いていると思われる感じがしますねー。それでも、押さえるべきつぼはことごとくはずさないところが素晴らしいです。
マンガ批評自体はとても上手いと思います。1ページ完結(Ⅰ作品だけ例外あり)で、だいたい8~12コマの中にうまくまとめています。突っ込み方がとても黒田氏らしい、というか。
逆に、コラムのほうはそんなに目新しさはないです。ただ、「本作の教訓」というのがあって、一言批評みたいなものも書かれているんですが、これは面白いです。もしシネスケに登録したら、一言コメンテーターとしてかなり人気を集めそうな気がしました(シネスケ的視点ですんません)。

難点は、ちょっとボリュームが少ないかなぁという点と(俺はもっとたくさんの批評が読んでみたかった)、その割に値段が高い(1200円)点でしょうか。
正直言うと、誰にでも奨めることはできないです。が、映画好き かつ 黒田硫黄が好きな人は必読だと思います。どちらか片方でも当てはまる人も、まずは片手にとって読んでみるといいでしょう。

投稿者 shaw : 02:21 | トラックバック

2003年09月14日

「montag」創刊号

シネスケでコメンテーターとして活躍中のtomcotさんのところで出版された「montag」という雑誌を、私もさっそく購入して読んでみました。

創刊号にして特集が「1920年代映画」という、なかなかアクの強い本だったりするのですが、1920年代の映画を「一本も」観たことのない私でも楽しく読むことができました。フィルム写真が多いので、作品の雰囲気が伝わってくるんですよね。ぼちぼちサイレント映画に手を出す頃かな、とその気にさせる内容でした。

上でも書きましたが、20年代の映画を観たことがないんですよね、私。バスター・キートンも、フリッツ・ラングも、あのチャップリン映画でさえ一本も観てない。正直、意識的にサイレント映画を避けてきた気がします。それはなぜか。って自分にもわからないんですが。敷居が高い、と思い続けてきたのかもしれません。
今回「montag」を読んで、いい感じでサイレント映画に興味が湧いてきたので、これを機会に少しずつ有名作品から鑑賞していこうと思います。

あ、ちなみにこの本、決してマニアックな読み物ではないので、映画が好きだ、という人は手軽に楽しめるんじゃないでしょうか(取り上げられている作品の好みの差はあるでしょうけど)。ただ、ちょっと値段は高めな気もしますが。。

投稿者 shaw : 21:04 | トラックバック

2003年09月13日

マーティン・ブレストと『Gigli』

eiga.com の「ニュース&噂」で、以前「「ジッリ」は駄作。ベンアフが認める」という話題があって、主演の一人が駄作を認めるとはかなりひどい出来だったんだなぁと思ったのですが、今日同じく eiga.com の掲示板をさまよっていたら、個人的にはちょっと驚くべき、というか悲しくなる衝撃の事実を知りました。
なんと、あのマーティン・ブレストが監督だったというではないですか!
そう、『セント・オブ・ウーマン 夢の香り』や『ミッドナイト・ラン』といった名作を世に送り出した監督です。

この2作品、凄く好きなんですよ、私。
ここではこれらの作品については触れませんが、両方とも他の方に自信を持って薦めることができる映画だと思ってます。まぁ、どちらも米国で高い評価を受けた作品で、日本でもファンの多い作品なんですけどね。
で、そんな素晴らしい作品を撮ってきた監督がですね、気がつけば全米で公開されると同時に批評家たちから酷評される作品を撮るようになってしまったんですよ。時が経つって怖いですねー。

久々の新作が出るらしい、とは結構前に聞いたことがあったんですが、まさかその作品が『ジッリ』だったとは・・・。しかし、ここまでこき下ろされた映画、逆に怖いもの見たさでちょっと気になる。

投稿者 shaw : 03:19 | トラックバック

2003年09月07日

オフ会に初めて参加する

昨日、人生初めてのオフ会に参加してみました。

いつもお世話になっている「Cinema Scape」のコメンテータオフ会だったんですが、
面白いコメント、うなるレビューを書かれている方ばかりなだけあって、非常に濃いオフ会でした。

特に、二次会での熱のこもった映画トークは、映画サイトのオフ会ならでは、といった感じで大変面白かったです。『ノッティングヒルの恋人』をさかなに、あんな濃いトークがくりひろげられるとは思ってもみませんでした。
あと、とても感心したのは、皆さん他の方のコメントをよく読んでいて、しかもそれをよく覚えておられる事ですね。私も他の方のコメントはとても参考にしているのですが、いざ面白かったコメントは、と思ってもすぐにはポンポンでてきませんからねー。せめて、自分がした「お気に入り投票」の復習くらいはしておきかったなぁ。

現在、シネスケのサイト自体が落ちている状態が続いているので、昨日のトークででてきたレビューの数々を再度チェックしてみたいところなのですが、それができなくて残念です。
はやく、本家復旧しないかなー。舘村先生、よろしくお願いします!!

最後に、皆さん朝までお疲れ様でした。またの機会を楽しみにしています!

2003年08月24日

舘村先生からのありがたい一言

舘村先生とは、映画批評空間「CinemaScape」というサイトの管理者の方なのですが、
その舘村先生が、先日私がシネスケの掲示板に投げた新機能案に対して返事をくれました。

私の出した提案は、「新着コメントのRSS対応は?」というもので、
いかにもMTかぶれな発言だったんですが、この件は先生も考えておられたそうで、
現在のデータ登録のボランティア化が落ち着いたところで着手するかも、とのことでした。
今後の、サーバー分散化(XML対応)への第一歩がRSSということなんですね。

私が掲示板に書き込んださい、「RoadMapに沿わないかもしれない」と書いたんですが、
実は全然そんなことなくて、ひょっとすると次の1ステップなのかもしれない。
最近になって、RSSのメリットをあやかるようになってから、
やっとXMLでどんなことができるのかが見えてきたのですが、
上記リクエストを掲示板に投げた時はその辺が全然わかっていなかったんですねー。あぁ、恥ずかしい。。

投稿者 shaw : 12:25 | トラックバック

2003年08月21日

『ダンス・ウィズ・ウルブズ』その後

昨日書いたとおり、スペシャル版を購入してしまいました。

ところで、某ビックカメラにて、レジを済ませた後、何気なく近くのワゴンをみたら、
なんと「黒澤明DVDボックス」の1つ目(七人の侍が入っているやつ)が、19800円で
売られているじゃないですか!新品なのに半額ですよ、は・ん・が・く!

ちょっと『ダンス~』のDVDを買ったことを後悔しました。。
残り2セットだったけど、明日には残ってないかなぁ。
未練たらたらではあるんですが、しかし2万円はやっぱり高いんだよね。

投稿者 shaw : 23:37 | トラックバック

『ダンス・ウィズ・ウルブズ』

のDVDが22日に発売されますね。
DVD化をずっと待ち望んでいたので、もちろん即買いの予定ですが、
通常版とスペシャル・エディションのどちらを買うか少々迷ってます。

普段なら、迷うことなく通常版(3800円)を買うんですが、
4時間の完全版、スペシャル・エディション(8800円)でしか観ることができないんすよ。
完全版がピンで発売されるんだったら迷わないのに・・・。
あーぁ、結局完全版を購入しちゃうんだろうなぁ。

来週は『ボーリング・フォー・コロンバイン』が発売されるし、
GBAの「聖剣伝説」も気になるし、で、お金が瞬く間になくなってしまいそうだ。。

投稿者 shaw : 01:08 | トラックバック

2003年08月14日

『10億分の1の男』

というタイトルの映画が秋に公開されるにあたって、
現在 Excite Cinema でそのスペシャルサイトが展開されています。

その中で、SPECIAL GAME というコーナーがあって、
Flashで作成されたミニゲームがアップされているのですが、
各ステージの合計スコアの上位300名には、素敵なプレゼントを賭けた決戦への参加資格が与えられるそうで。

私は、今のところ3ステージ合計で340ポイント、11位にランキング!
結構頑張ってるでしょ。決して暇人ってわけじゃないですよ。。

投稿者 shaw : 21:24 | トラックバック